【障害者】群馬・伊勢崎市の障害者施設 利用者を強制解約 市の担当職員を守秘義務違反で処分
2016年に、群馬県伊勢崎市の障害者施設の複数人の利用者がサービス内容への不満を市に相談したことを理由に解約させられた問題で、伊勢崎市は19日、守秘義務違反に関する調査結果を公表し、当時の担当職員の懲戒処分を発表しました。
この問題は、2016年に市内の社会福祉法人「樫の木」が運営する障害福祉サービス事業所を利用する4人の保護者がサービス内容の不満を市に相談したところ、対応した担当係長が相談者4人の名前を法人側に漏らしたものです。
その後、利用者4人は、法人から契約の解約が通告され利用を一方的に止められたということです。
これを受け、市は、事態を把握するため調査委員会を設置し、去年10月1日から今月13日まで8回にわたって会議を開き、個人情報の漏洩や不適切な事務執行などの事実確認と問題点の洗い出しを行いました。
この結果、市は、19日付で、当時の担当で、現在は福祉こども部課長級の50代の職員を20日から停職1か月とする処分を発表し、課長補佐への降任と総務部への人事異動も発表しました。
今後の再発防止策として市は、苦情や相談、通報について対応をまとめたマニュアルを作成し周知徹底するとともに、個人情報保護の徹底に努めるということです。
https://this.kiji.is/724431890728124416 群馬テレビから引用
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギのTです。
これは怖い事件ですね。サービス事業所の不満を市に相談したら、一方的に利用を止められたという…。
個人情報保護の点からも問題ありますし、なによりクレームが入ったらサービス打ち切られるっていうのは、事業所自体にも問題があるんじゃないかと。
わかりやすいといえばわかりやすいんですけどね、この行動心理。
そんなに隠しておきたいクレーム内容だったんでしょうかね。しかし一方的に切られるというのは利用者に非があるとは思いません。
あくまでも市に相談したのは利用者の保護者。それで利用者を切ってしまう事業所も事業所ですが、
対応した担当係長が4人の名前を漏らして、市でプライバシーも守れなかったという。
事業所と市は癒着してる??と私ならうがった考えを持ってしまいます。
どうかこういうことが起きないように、プライバシーはしっかりと守り、事業所はいきなり一方的にクレームが入ったからと停止にしないでもらいたいです。
事業所のルールにルールに違反してたのなら、それは仕方のない事ですけれど…。