【障害者】まだまだ根深い・・・調査でわかった障がい者への差別と偏見の現状2
47%の人が差別や偏見を受けていても誰にも相談できない環境
障害者差別解消法なども制定され、きっと今は障がい者への見方や接し方が変わるべき時、「転換期」なのだと思います。
しかしまだまだ差別や偏見は根強く残り続けるのでしょう。
つらい思いをした時、嫌な思いをした時、みなさんは誰に話していますか?
実際に差別や偏見を受けたと感じた際の相談先を聞きました。
その結果、47%と約半数が「誰にも相談していない」ことがわかりました。
差別や偏見を受けても相談しない、できない環境はどんなにつらいことでしょうか。
確かに私自身、そのような事が起こった時には、誰にも相談できないことが多いです。
やはり、「わかってもらえないのではないか」「話しても変わることではない」と思ってしまい、心の奥底にしまい込んでしまうのです。
障害者差別解消法は私達を助けてくれていない?
障害者差別解消法について、詳しくご存知でしょうか?
実は意外と当事者の方も知らなくて、「知っていて、きちんと内容も理解できている方」は29%しかいないという調査結果がでました。
障害者差別解消法の社会への浸透について、聞いたところ、92%が「浸透していない」と回答しました。
「昨年の障害者差別解消法の施行(2016年4月1日)以降、あなたに対する差別や偏見は改善したと思いますか。」という質問には89%が障害者差別解消法の施行以降も、差別・偏見が「改善していない」と感じているとわかったのです。
「昨年の障害者差別解消法の施行(2016年4月1日)以降、合理的配慮を受けやすくなったと思いますか。」という質問に関しては、施行以降も、合理的配慮を「受けやすくなったとは思わない」という回答が84%にのぼりました。
私の周囲でも、障害者差別解消法の施行以降何一つ変わったことはありません。水面下で何かが改善されているのか、知らないところで何かが変わっているのか・・・その可能性はあるのですが、体感として「何も変わっていない」ということが率直な感想です。
優先席に座れば白い目で見られるし、ヘルプマークをつけていても席を譲ってなんかもらえない。
てんかんではエステにも通えないしジムの入会も断られる。「合理的配慮って何?」そんな言葉しか浮かばないのです。
http://www.media116.jp/society/6371 Media116から引用
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。
障害者差別解消法は何だったんでしょうね。私も詳しくは知らないし、「一応そういう法律が出来た」位にしか理解してません(汗)
当事者でさえそうなんですから、世の中はもっとでしょうね…。
一応、ハローワークとかに行くと少しは違ってきてるのかな…とは思うのですけれど。
そうそう、私もうつの薬飲んでます、睡眠導入剤飲んでます…で、エステはNGでしたよ。ヨガもダメでした。合理的配慮って何なんでしょう?
私も差別については誰にも相談してませんし、どこかで自分自身差別されるのを知ってるから、あえて口に出してないこともあります。
口に出しても何も変わらない。変わるどころかそれで逆に差別されるなら口にしない。なんか法律ができても旧態依然。考えたくはないですけど…。
今はこの法律が出来て転換期ともいえるかもしれませんね。まだ変わるまで時間がかかりそうですね…