【障害者】「ヘルプマーク」知ってますか? 浸透してない“SOS”

マークを着けていても「席を譲れ」

赤地に白の十字架とハートが描かれたマークをご存知だろうか?

これは「ヘルプマーク」といって、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲に配慮を必要としていることを知らせるマークだ。

しかし、先日SNS上で、難病を抱えているという若い女性が、ヘルプマークをつけて電車で席に座っていたら高齢者から「席を譲れ」と強く言われた、という投稿が物議を醸した。

「ヘルプマーク」についてはこうした書き込みが度々されているが、マークを作っても認知度が低いと周囲の理解は得られない。

例えば、一般的に電車の優先席は、高齢者や体の不自由な方が優先的に座る場所で、この付近では携帯電話の電源を切るよう促されている。
高齢者や妊婦、松葉杖を使用している方であれば、見た目で判断できるので席を譲りやすいが、内部障害を患っていたり、目に見えないところに病気を抱えている人に対しては、自己申告がない限り、周囲の理解は得づらいだろう。

 

• 外見は普通の人でも、実は“援助が必要なこと”を訴えるマーク
• 認知度が低いため、周囲の理解を得られなかったという体験談が、SNS上で度々話題に
• 全国共通のマークになったので、より一層の普及が期待される

東京都が作成 実は6年前からあった…

ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは判別できなくとも、援助や補助・配慮を必要としている方々が、周囲の方にその旨をそれとなしに知らせることで、援助を得やすくなるよう、2012年に東京都が作成したマーク。

さらなる普及へ…全国共通のマークに

東京都によると、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、外国人観光客にもより分かりやすい案内用図記号とするため、去年7月にJIS(案内用図記号)が改正され、ヘルプマークも追加された。
これにより、ヘルプマークが全国共通のマークになったため、今後、より一層の普及や認知度の向上が期待される。 
ヘルプマークをつけている人にとっては、“気づいてもらえること”そして“声をかけてもらえること”が支えになる。
ヘルプマークを知っている誰かが、声をかけることで、ヘルプマークを知らない人が知るきっかけにもつながる。

 

見た目では判断できないが、気づいてほしい。そんな方々を救済するべく誕生したのが「ヘルプマーク」なのだ。
https://www.fnn.jp/posts/00287841HDK FNN PRIMEより引用

 

エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。

私もヘルプマークをバッグにつけています。いざという時の助け舟のような感じで。

でも案外世間一般に浸透してないんですよね。だから上記のようなヘルプマークを付けていても譲れ!…なんてことも起こるんですよね・・・

私が今日バスに乗ったら、優先席の窓ガラスにこのヘルプマークのステッカーが貼ってありました。他のマーク達と並んで。

それだけでも告知にはなると思います。この席にはこういう人たちを優先させてくださいって感じですね。

でもなかなか告知してあるところ少なくて、イマイチ認知度に欠けますね。もっと頑張ってヘルプマークやヘルプカードを知ってもらえるよう頑張ってもらいたいです。

来年はオリンピック、パラリンピックがある年。どうにかそのためにも告知お願いしたいです。

 

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