【社会貢献】今更聞けない「ソーシャルビジネス」って?
どうも、就労移行支援を受けているMです。
ここ最近のボランティア団体の傾向について調べてみると、ビジネスとボランティアの境目って薄いような気がしてきます。
詳しく調べてみると、ボランティア+ビジネスを合わせた「ソーシャルビジネス」がどうやら関係しているようです。
ソーシャルビジネスは普通のボランティアとも違い、一般企業ともまた異なります。
どちらの良さも兼ね備えた新しい社会貢献活動の形式といえます。
いまさら聞けない。ソーシャルビジネスとは?
政府も注目する「ソーシャルビジネス」。
今や起業家の注目も集めていますが、このコラムを読んでいる皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
では「ソーシャルビジネス」とはいったいどういったビジネスの事を言うのでしょうか?
職場や周囲の人との会話の中で当たり前に飛び交っていると「今更聞けない・・」という方もいらっしゃるかと思います。
今回は、そんな方に向けて、ソーシャルビジネスがどのようなビジネスなのかをお伝えしたいと思います。
ソーシャルビジネスとは?
一言でいうと「社会問題の解決を目的とした収益事業」を行うビジネスのことを言います。
社会の課題や問題といっても様々で、例えば環境に関することであれば、地球温暖化、自然破壊、ヒートアイランド現象、放射能の問題からごみの問題など、環境のジャンルだけでもこれだけあります。
その他、ワークライフバランスや、リストラなどの経済問題。待機児童や学級崩壊などの教育の問題。伝統文化の継承や後継者不足などの文化の問題など多岐に渡ります。
そういった問題や課題に対し、寄付などの外部の資金に頼らず、自社の収益を上げながら、その収益で課題解決に取り組む事業のことを言うのです。
ソーシャルビジネスの定義
1.社会性:現在解決が求められる社会課題に取り組むことを事業活動のミッションとすること。
2.事業性:社会課題に取り組むミッションをビジネスの手法をもって取り組み、継続的に事業活動を進めていくこと。
3.革新性:新しい社会的商品・サービスを開発したり、その商品・サービスを提供するための仕組みづくりを開発・活用したりすること。
つまり、ビジネスの手法を用いて社会問題の解決に取り組み、新たな社会的価値を創出するビジネスと定義されています。
ソーシャルビジネスと一般のビジネスの違い
(中略)
社会問題の解決は必然的に緊急性も難易度も高くなります。
ソーシャルビジネスは、そうした緊急性や難易度が高い課題の解決を目的とし、ビジネスという手法で実現を目指すものなのです。
利益を最大化することを目的とする一般的なビジネスとはそういった違いがあります。
ソーシャルビジネスとボランティアの違い
(中略)
目的が「社会問題の解決」にある点では両者は共通しています。
違いは、ソーシャルビジネスが「自ら収益を上げる活動を行っている」点にあります。
ボランティアは寄付などの外部からの資金に頼って活動を行います。
その為、資金が足りなくなると活動の継続が難しくなるという難点があります。
それに対し、ソーシャルビジネスは、自ら収益を上げ、社会問題の解決に取り組む活動の資金を調達している為、資金が続く限り継続的に活動することができるのです。
さらに、お給料の無いボランティアに心血を注いでも生活を支えることは出来ません。
しかしソーシャルビジネスなら社会問題の解決に取り組みつつ、収益を上げ、生活費を稼ぐことができるのです。
【引用元】https://entre-salon.com/blog/business/what-is-social-business【ゆる起業@完全ガイド】
ざっくり、分かりやすくまとめると
寄付金で成り立っている団体なのか、自分の収益で成り立っている団体なのか
その違いですね(´_ゝ`)
年配者が多い団体さんが密かに長続きしている理由は活動そのものを一つの「事業」としてビジネス化させているからですね。
若い人が多い団体さんだと学生さんや新社会人が多い為、ほとんど寄付金で成り立っているところが多いのかなと感じます。
ビジネス化されてる団体さんと寄付金で成り立っている団体さんではかなり決定的に違いますよね(・・;)
寄付金だけだと、その分、出来る事が限られてきます。
とはいえ、最近、若い人が起業することが多い中、ビジネス事業の一貫として社会貢献に励む団体さんが多いと感じます。
それが水戸市では子育て支援やまちづくり、文化継承、伝統保存に繋がってきているのかなと思います。
時代が変われば、ボランティア活動の在り方も変わる時代なんだなーと思いました(´_ゝ`)