【発達障害】聴覚が過敏 「音」で極端に疲れる
発達障害のある人の中には、聴覚に過敏性のある人がいます。
特定の音に過剰反応したり、多くの人にとって気にならないような音が、耐えられないほど大きく感じられたり…その結果、イライラしてしまうことや、ぐったりと疲れて寝込んでしまうこともあります。
(中略)
苦手な音は、人によって異なります。
体調が悪かったり、不安が強かったりするときには、特に聴覚過敏が強くなりやすいようです。
周囲からはこんな誤解をされている
聴覚過敏は、周囲に理解されにくいのが現状です。
当事者にとってつらいのは、周囲から「我慢できるでしょ?」「そのうち慣れるよ」などと我慢を強要されたり、「そんなことを気にするのは、わがままなんじゃないの?」などと責められてしまうことです。
(中略)
しかし、その音の不快さときたら、「まるで黒板を引っ掻いた音を聞いたときのような不快さで、体が硬直、思考が停止してしまうほどのこともある」とたとえる当事者もいます。
(中略)
聴覚の過敏性は生まれつきなので、当事者さえも、この問題を自覚しにくいことにあります。困難が生じても、「みんな我慢している」「自分の我慢が足りないだけだ」と、自分を責めてしまうことも少なくありません。
対処のポイント
◎疲労がたまったり不安が強くなったりすると、聴覚過敏症状が出やすくなることが多いようです。早め早めの休息を心がけ、自分なりにリラックスできる方法をいくつか見つけておくことが大切です。
◎聴覚過敏があることや、どんな時に辛くなるかを周囲に説明し、理解者を増やしていくことも大切です。その上で、例えば次のような配慮を周囲に相談してみてはどうでしょうか。
・職場の席を、あまりうるさくならない場所にしてもらう
・学校の机・椅子の足にテニスボールをつけるなど、音が鳴りにくくなる環境調整をしてもらう
・職場や学校などに、辛くなったときのクールダウンスペースを設けてもらう
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/hattatsu/torisetsu/cat_hearing.html NHK発達障害って何だろう 困りごとのトリセツから引用
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。
こういう症状は聞いたことが無かったので、ちょっと驚いています。発達障害のひとって色々な症状があるんですね。
ちょっとした音が気になるというのは、かなり生きづらいですね…。
一般生活の中でも音というのは切っても切れないですから。
対処のポイントにもあるように理解者を増やしていくのは時間はかかるけど一番だと思います。
自分なりのリラックス方法を見つけることが一番手っ取り早そうですが。
みんな我慢している…という根性論は最悪ですね。理解してくれる味方を多く見つけてください。