【潜在意識】「なりきる」「憑依」って何なのか
どうも、就労移行支援を受けているMです。
昨日のグループワークでコスプレの話から役者の話になり、「なりきる」とは何かについて宝塚歌劇団を通して色々語り合いました。
潜在意識の話の「なりきる」と「なったふり」は、どう違うの?
「なりきる」じゃないと、潜在意識は働かない?
今回は、
「なりきるのとなったふりをするのって、どこがどう違うの?」
についてです。
潜在意識の力で願いを叶えるメソッドのひとつとして「なる式」と呼ばれるものがあります。
これを実践しても叶わないよーという方へ向けて、
「『なったふり』をしているだけだと叶いません。なったふりをするのではなく、『なりきる』のです」
と言われることがあります。
しかしこう言われると今度は、
「なりきるのとなったふりはどう違うんじゃー!」
と思う方もいらっしゃると思いますので、この2つの違いについて詳しくお話していきます。
「なりきる」と「なったふり」の違い
たとえるならば、
なりきる→俳優が本気でその役を演じる
なったふり→素人がただ台本通りにその役を演じる
この違いかな、と思います。
俳優のAさんと、ごくごく普通の会社員のBさんに、
「Cさんの役を演じてくださいな、これ台本ね」
とお願いしたとして、きっと俳優のAさんならばCを演じている最中に、
「俺、本当はCじゃなくてAなんだけどな~」
なんて思いながら演じたりはしないと思います。
本気で自分をCだと思い、Cとして笑い、Cとして泣く。
これが「なりきる」です。
対して、演技の経験などない会社員のBさんは、
「Cの役を演じるとか恥ずかしいなー、俺、本当はただの会社員なのにな~…」
と思いつつ、しどろもどろで台本通りに演じるかもしれません。
これが「なったふり」です。
なんとなく違いはわかるでしょうか?
グループワークのM先生の師匠・上原輝男先生は「移りと成る」という言葉を残しているそうです。
※上原輝男先生は他にも「心意伝承」といったものも提唱しています。グループワークで頻繁によく出てくる。
そこから「演じる」「憑依」について話し合いました。
「憑依」について、私は以下のものを例に出しました。
演技でその役になりきり、だんだんその役になっていく、役者流演技メソッドなる
演技の場合は、〇〇の役になりきってから、〇〇の役になります。
例えば、美容師という役になる時、美容師になりきります。
気もちの上でも美容師になり、仕草、動作や雰囲気、服装などの外見も美容師になりきます。
そうやって、美容師になりきっていると、だんだんと美容師そのものになります。
言葉を変えると、なった時は、美容師の人が憑依する感じですね。
うまい一流の役者さんは、その役が憑依している感じです。
(中略)
まずは、なりきる(演技する)→ なる の順番です。
(中略)
私は、演技してる人達でもそう簡単にその役になれないし、理想の私や願望実現した私にはなれないと思ったんですね。
演技の世界だと、最初から「なる」ができる人、〇〇な私になれる人なんか、一部の天才役者だけでです。
テレビに出ている一流の役者さんでも、新しい役作りをする時は、その役の職業について調べたり見に行ったり、その役の背景や歴史を学んだり情報を集めて「その役」になる話を聞いたりします。
演技をしていき十分にその役なりきり、だんだんとその役そのものになる。
役者さんのインタビューでも、「いつの間に最後は〇〇になっていました」「あの役やりやすかったですね」とか「最初からAさんは、〇〇になっていましたね」とか聞いたりします。
【引用元】https://yumejitugen.com/naru/naru1/【潜在意識の701式なると役者流演技メソッドなるの違い】
私は「成る」ことについて、最初はピンと来なかったんですけど、役者を例に出したら何となく腑に落ちました。
上原輝男先生の言葉が個人的にしっくり来るなぁと思います(´_ゝ`)
テレビで舞台・ドラマの特集見てても、役者さんって自分の役柄に対して真剣に向き合っていますよね。
自分が演じる役はどんな人物なのか、どんな立場なのか、どんな職業なのか、私生活はどんなものか。
なんとなく、潜在意識や引き寄せで言われているセルフイメージに近いものを感じると思いました。
なりたい理想像と鬼のように向き合い、最初は「なりきる」ことしかできないけど、やがて「成って」いく。
よくよく考えると、私は将来の理想像に対して向き合い方を勘違いしてたのかなぁと思います。
個人的に上原輝男先生の書籍が気になっているので、そのうち買おうかなぁって思っています(*´Д`)