【江戸っ子精神】「粋」な心で生きる とは
どうも、就労移行支援を受けているMです。
アナタの周りに「粋」な人はいますか?
猫さん「そもそも『粋』って何?おいしいの?ボクのおやつかニャ?(ΦωΦ)」
と、いうどこぞのニャンコと同じような疑問を持っている方たくさんいるでしょう。
「粋」が、現代を生きる必要な3つの力をあらわしている!?
「粋」とは、
もともとは、「粋(スイ)」という「はんなり」など柔らかな美しさをあらわす京都など、上方で使われていたものが江戸の町民により「粋(イキ)」へと変化したようです。
(中略)
戦国時代は派手なものや明るい衣服などを着ていたようです。
それが江戸時代になると、ぜいたくな布や派手な色に関して規制をしていた。
規制があるからこそ、新たな価値観や表現方法を見つけ出すとところは人が生活するなかで楽しみをつくることへの強さを感じます。
また、戦国時代のような混沌とした争いの多い時代には自己主張が強くなり派手であったり死が密接なことから少しでも明るくいようという現れで、
江戸時代のような国同士の争いごとがない時代には、細かい手仕事をする時間ができたりすることの現れでもあるのかなどなど考えてしまいます。
(中略)
講談社学術文庫から出ている『「いき」の構造』では、
「あか抜けていて、張りのある、色っぽさ」と定義しています。
「あか抜ける」って雰囲気では、髪を切って雰囲気が変わったことで使ったりしますが、「いき」は3要素で構成され、「媚態」「意気地」「諦め」で成り立っているそうです。
「いきごと」「いろごと」から媚態(こびるなまめかしい)にはじまり、
「意気」という意気地(他と張り合って、自分の思う事をどうしても通そうとする)であり、
「締め」というと悪いイメージですが、真実、真理、悟りを意味する方で捉えています。
この3要素を見た際に、どこか情報スピードがはやく不確かな現代には必要な要素が入っていると感じました。
媚態を「コミュニケーション能力」や「環境適応力」に優れ、
意気地という差別化されたアピール力など「らしさ」があり、
締めは自身の「信念」や「社会的意義」をもつ。
これは、会社経営でも求められるポイントですし、新規事業を考える際にも重要なポイントです。
これから転職や副業がこれから当たり前になるなか、「粋(イキ)」のポイントを自身にあてはめて、確かめてみても良いかもしれません。
【引用元】https://www.kazaana.net/article/20200127/【かざあな】
使い方としては「猫さんは粋だねぇ」「あの作品は粋を感じる」とか主に褒め言葉として使われます(*^^*)
地味なようで派手に遊ぶ江戸っ子なようなものですね(*´ω`*)猫さんは江戸っ子どころかド田舎の茨城っ子ですが
そういった江戸っ子な本質は歌舞伎にも発展していきました。
以前書いた記事に「水戸っぽ」について書きましたが、水戸っぽの本質も江戸っ子とよく似ていますよね(*^^*)
媚びることなく、自分自身の本心で生きていく。
冷たそうに見えて、さっぱりと温かい人情。
こうした生き方が現代ではボランティア活動として発展していっているのではないかと思います。
私はボランティアとしての経験はまだ浅いですが、仕事・プライベートなどを通じて「粋」な人生を歩んでいけたらなぁと思っています(´ρ`)