【歴史】陰陽五行と心身の健康【心理】
どうも、就労移行支援を受けているMです。
曜日の由来にもなっている「陰陽五行」をご存知でしょうか?
木火土金水の5つから全ての物質は成り立つとされる自然哲学の一つ。
五行で一番よく知られているのは陰陽師ですよね(*‘∀‘)
しかし、陰陽師以外でも自然の成り立ちを知ることで心身の健康に繋がるとされています(*^^*)
陰陽五行:感情と臓器の関係
【陰陽五行:感情と臓器の相関関係】
中医学ではこんな言葉があります。
「怒りすぎは肝を傷め、喜びすぎは心を傷め、思い悩む事で脾を傷め、悲しみすぎると肺を傷め、恐怖は腎を傷める」
「怒れば気が上がり、喜べば気が緩み、思い悩めば気は固まり、悲しめば意気消沈、恐れると気は下降、驚けば気が乱れる」
これは中医学でいう 七情(しちじょう) つまり七つの感情について述べられたものです。
思い悩む/憂いは一つにまとめられているので、主に6つの感情についての体の臓器の関係性をまとめてみます。
【七情と呼ばれる感情と臓器の関係】
①怒りの感情は、イライラで気が上がり、肝を傷める。
怒りやすい人は、肝臓に影響を与えますし、肝臓が悪い人は怒りっぽくなったりします。
②喜び ウキウキで気が緩み、 心を痛める。
普通に喜ぶと気血の巡りがスムーズになり、体に良さそうですが、でも程度が大事!
突然の大喜びで血の流れに影響し、集中力低下などを引き起こします
③思い悩む/憂い
クヨクヨで気が固まり、脾を痛める。
心配事、考えすぎると、気が固まり、消化機能が低下します。
気がかりなことや心配事があると、食欲が落ちますよね。
④悲しみ
シクシクと落ち込み意気消沈、肺を傷める。
肺の機能低下は、悲しみの感情を引き起こします。
逆に悲しみの感情は、肺の病気を引き起こし、皮膚にもなんらかの影響が出たりします。
⑤恐怖
ビクビクで気が下降し、腎を傷める。
緊張でお腹が痛くなったこと、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか?
恐怖で腎の気は下降するので、そういった影響が出ます。
⑥驚き
ビックリして、気が乱れると腎を傷める。
驚きすぎると気が乱れ、パニックや動揺などの精神症状が出ます。
【なぜ感情のコントロールが重要か?】
こんな風に、私たちの感情の動きは、体内の臓器に様々に影響を与えます。
感情と臓器の関係を知ると、私たちが感情と向き合うこと、感情をうまくコントロールすることがいかに大切かがわかるのではないでしょうか?
「病は気から」という言葉がありますが、私たちの心と体は密接な関係があります。
精神的なストレスや、ずっと抑えていた感情から、病気につながることもあります。
もしネガティブな感情で心がいっぱいになってるとしたならば、どうやったらそれを少しでもポジティブなものにできるか?という工夫を知っておきましょう。
五行といえば太宰府まほろば衆の演目「式鬼」「壬帝」ですね(#^^#)
ゲームでは今や幻の奇ゲー「東脳」「中天」で出てきますね(*‘∀‘)興味ある方は検索してみてね
陰陽五行と聞いて怪しいもの?と思うかもしれませんが、五行は日常において大切なことでもあります。
感情が喧嘩し合う同士だと心身の乱れになるということ。
喧嘩し合うだけでなく、互いに生み出し、循環し合って初めて健康に繋がると私は思っています(*’ω’*)
運動不足だと血液が循環しないといったものと同じように、感情も循環してうまくバランスを保っています。
五行ってどんな図?と思った方は是非引用記事をご覧ください(^^♪
グループワークでもよく話していることですが、古来の先人たちの考え方って意外と現代にも通用するんです。
実際に五行の考えは漢方にも応用されています。
自分の感情は今どんなものを持っているのだろう?
そう思っている方々は是非自分の感情と向き合ってみると良いでしょう(*´▽`*)
感情と向き合うことで自分の人生観が見えてくるかもしれません(∩´∀`)∩