【心理療法】「森田療法」について
どうも、就労移行支援を受けているMです。
私は近々病院で自分の思考癖や障害について治療していこうかなぁと考えているところです。
主治医の診察が待ち遠しいので(笑)
とりあえず、心理療法について一応事前知識入れとこって思っています。
森田療法とは?「あるがまま」の考え方・精神交互作用-公認心理師が解説
みなさんこんにちは。公認心理師の川島達史です。
私は現在、こちらの心理学講座の講師をしています。
今回のテーマは
「森田療法」です。
森田療法は、20世紀初頭に日本で導入された神経症の治療法で、筆者の川島にとって思い入れの深い心理療法です。
なぜなら引きこもりを脱するときに、すごく助けになったからです。
当時私が衝撃を受けた森田の考えが
「不安や緊張は自然な感情である。あるがまま生きよ」
という考えでした。
それまで緊張する自分を責め続けていた自分を認めてくれたような気がして、前向きに行動する勇気をもらいました。
私は今でも森田療法の哲学を人生の岐路で活かしています。
そんなお世話になった療法です。心を込めてコラムを書きたいと思います。
森田療法とは?
森田療法の提唱者は精神科医の森田正馬です。
森田は高知県香南市で1906年に生まれました。
森田は小さな頃からパニック障害があったとされています。
14歳時に、高知県立中学に入学し森田は、親元を離れ寄宿舎生活をすることになります。
この時期に、動悸が起こるようになり、自身を心臓病なのではないか?と疑うようになります。
20歳には、自転車に乗ったあと、パニック発作を起こし、もう死ぬのではないかという思いをしたそうです。
そうした自身の病弱さを克服するため森田は様々な宗教や心理療法を試したとされています。
森田は東京帝国大学医科大学を卒業後、巣鴨病院に勤務し、東京慈恵会医科大学教授を務め、1920年頃に森田療法を提唱したとされています。
効果
森田療法は守備範囲が広い心理療法です。
心身症、うつ病、対人恐怖症、赤面恐怖、視線恐怖症などに対して利用されています。
一方でやや大掴みな心理療法なので、批判的も受けやすい面もあります。
重要概念
森田療法には
・精神交互作用
・気分本位
・あるがまま
・目的本位
・恐怖突入
という5つのキーワードがあります。
マインドフルネス
森田療法は哲学的な心理療法でやや具体性にかけるところもあります。
あるがまま、気分本位、目的本位という生き方に厚みを持たせるには、マインドフルネス療法もオススメです。
マインドフルネスは、東洋的な思想を土台とた心理療法で、自分の気持ちを確認する力を養うことができます。
気分本位になりやすい方に特におすすめです。
対人恐怖症に活用
森田療法は対人恐怖症の改善に使われることが多いです。
※森田療法の具体的な作用については(内容が長くなるので)省いています。詳しくは引用リンクをご覧ください(^^♪
心理療法も西洋・東洋・流派によって方法が違うのが面白いですよね。
森田療法は私のように緊張しやすかったり、不安になりやすい、感情に左右されやすい人には効果的なのかなぁと思います。
どんな感じの治療になるのかはセラピストさんとの相談の上となりますが。
皆さんももし自分の精神が悪化しそうかな?と思ったら早めに主治医に相談して、可能なら治療を受けてみてはどうでしょうか?(*^^*)