【心理】「趣向を凝らす=固定観念に縛られない」とは
どうも、就労移行支援を受けているMです。
昨日のグループワークで「趣向を凝らす」「固定観念・先入観」について話し合いました。
新しい物事に手を出す時、大抵の人は先入観というものがあると思います。
この先入観に囚われていると新しい物事にも手を伸ばしづらくなるんですよね(^^;
だから、先入観は捨てたほうが人生面白くなる、とよく言われているんですよね。
何故かというと、色々メリットがあるからだそうです。
【実録】固定観念を捨てるべき理由と色々捨てたら生きやすくなった話
なぜ固定観念を捨てると良いのかを知りたい。
現状を変えたいけど固定観念を捨てて失敗しないか心配。固定観念を捨てて人生が変わった具体例を知りたい。
という方向けの記事です。
こんにちは、森昇/Shou Moriです!
この記事を書いてる僕は、2015年まではやりたいことがあっても「こうあるべき」という固定観念に悩み続けてました。
だけどコーチングと出会い「自分は変えられる」と知って固定観念をいろいろと捨てたことで、次々とやりたい事も出てきて、周りと失敗を気にせず行動出来るようになり、やりたい事だけする生活を送れるようなりました。
なので今回の記事では
- 固定観念を捨てるべき理由
- 固定観念を捨てて人生がいい方向に変った実体験
を解説していきます。
固定観念を捨てるべき理由
固定観念を捨てるべき理由は、自分が正しいと思っているモノゴトによって今の現状が創られてるからです。
固定観念が人生を決めている
固定観念をどんどん捨てるべき理由は、それらが人生を決めているからです。
コーチングでは固定観念の事を信念体系(ブリーフシステム)と言いますが、僕の脳には自分が考えている物事に向かい、正しいと思っていることで判断する機能があります。
客観的な正しさや論理的な情報よりも、自分の心のなかにある「こうあるべき」という思考パターンを優先するように人間の脳は出来てるんですよね。
Twitterを眺めてみると
確かに論理的には正しいと思います。でも私は○○だと思うので間違ってると思います。
という、「自分の固定観念が世界のすべてだ」と思い込んで議論になってない議論を永遠繰り返して消耗してる人が多いのも、僕たちのマインドは信念体系を基準に判断するからです。
その人にとっては事実であり常識であっても、別の人からしたら幻想であり非常識なわけです。
例えば悩みや問題を抱えてる人がやるべきことは、解決できる思考パターンになる事であり、自分を変える事です。
なぜなら僕たちが認識できるモノゴトのすべては、「自分が正しいと思っている固定観念(思考パターン)」によってできているからです。
だけど「自分を変えるなんて無理」という固定観念があったとします。
そうすると「私は○○を解決したいけど自分にはできない」という結論を出してしまい、問題解決を先延ばしにして我慢してしまいます。
「我慢」と言うのは「自分をかえなくていい楽な方法」ですが、人間はそこまで強くないので、かならず精神的な限界が来ます。
つまり我慢の先にあるのは精神破綻です。
会社や組織であれば「過去の成功体験」という固定観念によって、時代の流れについていけずに、業績を大きく傾かせてしまう事もあります。
どんなに世界的な企業でも過去の成功体験を捨てきれず、身売りやリストラ、廃業するケースもたくさんあります。
だからこそ僕たちの人生は、固定観念通りの選択を取らせるし、それが大打撃になるケースもあるという事です。
最近は世の中の変化も早いので、固定観念にしがみつくほどしんどくなりますね。
思い込みを捨てると可能性が目の前にあることに気付く
いかなる問題も、それを作りだした時と同じ意識レベルで解決することはできない。
( The problems that exist in the world today cannot be solved by the level of thinking that created them.)
アインシュタイン
なぜそもそも悩みや問題だと思うのか?
というと、今の自分では解決できないと思っているからです。
つまり自分が正しいと思っている概念の中に解決策がないからこそ問題だと認識して悩むわけです。
だからこそ今までの自分とは違う、飛躍が求められます。
(中略)
収入を増やしたいのであればサラリーマンとして労働時間を増やさず、起業して事業を展開して付加価値を提供していくことが最も効果的で効率がいい方法です。
だけど、ビジネスに対してネガティブなイメージを持っている人はいかに「労働時給を上げるか?」ばかり考えてしまい、長時間労働が蔓延するようになります。
実際、ビジネスのネタや仕組みの方法は世の中にたくさんあるし、目の前に既にあります。
だけど自分の心の中になる「こうあるべき」という固定観念によって、そもそもビジネスの情報が認識できないし実行まで踏み出せないわけです。
ぼく自身も自分で自分の事を束縛していたわけですが、コーチング理論に出会って衝撃を受けたことは
何を達成するかは、ほとんどの場合、何を信じるのかによって決まります。
アファメーションルータイス著p37
当時は「人生が悪くなる原因は外にある」と思い込んでいたし、「自分には価値がない」と思い込んでいたけど、まさしくそれらが問題を解決できなくてしんどい現実を作っていたわけです。
なのでまず変えるべきは自分のマインドであり、自分が「こうあるべき」など正しいと思う固定観念を捨てていくことが、人生を長期的にみて生きやすくなる秘訣だという事です。
固定観念はこていされてない(常に変えられる)
固定観念という文字を見ると、変えられないように感じますが、実は変化し続ける情報にしかすぎません。
固定観念を常識や価値観と言い換えると分かりやすいですが、国や時代が違えば正しさなんて変わるし、自分が正しいと思い込んでいたことが全く正しくないことは多々あります。
つまり過去に得た固定観念は未来によって簡単に変わってしまうという事です。
なので固定観念というよりは流動概念と言ったほうがいいかなと思います。
固定観念にとらわれない生き方は自分次第で決まる
固定観念にとらわれない生き方が出来るかどうかは自分次第です。
なぜなら概念を作り受け入れるのは最終的は自分だからです。選択権が外にあるように思えて実は自分の中にあるんですよね。
ということはつまり身も蓋もない話をすれば、自分の現状やマインド、人生を変えることが出来るかどうかは自分次第だという事です。
これはとても厳しいように感じるけど、僕たちには福音です。
なぜなら自分で変えられないと思い込んでいた固定観念や正しさは、けっきょくのところ自分が受け入れていただけに過ぎず、時間はかかるかもしれないけど変えることが出来るからです。
なので常に自分の中にある「当たり前」となっている正しさを吟味し続けて、「これって本当に必要なの?」と取捨選択することが、生きやすくなることに繋がります。
過去の自分は未来によって簡単に変わります。
そのために固定観念をどんどん捨てていきましょう!
捨てる事で可能性が広がります。
引き寄せの話でも「~しなければならない」論や固定観念を周りに押し付ける事はあまりよくないと言われています。
デイケアでも自己肯定感を下げる要因として似たようなものが例としてあがっていました。
プログラムに何回か参加してて、私は意外と先入観に囚われていることが割とあったんだなぁと実感しました。
プログラムを重ねていけば、気持ち的にも変わってくるのかなぁと感じています。
グループワークでも「趣向を凝らす」という視点でアニメ・漫画で使われる王道について話しました。
王道に沿ってても、あえてちょこっと外れることで面白いものが生み出せる、だから江戸時代は凄い!と話してました(笑)
ヒーローだけど絶対正義じゃないみたいな(笑)神格化みたいな。
少しずつでも固定観念・先入観を外してみてはどうでしょうか(^^♪