【引きこもり】引きこもり体験語る 「時には逃げたっていい」
披露するコントはまだ荒削りだが、クスクスと笑い声が起きる。失敗体験やドロドロした感情を笑いに変えると、浄化される気がする。
「もっと気楽に。仕事も人間関係も時には逃げたっていい」。よく通る声で来場者に呼び掛けた。
桂木大輝さん(23)は、大分市内外での講演会などで自身の「引きこもり」体験を語り始めている。
第一印象は爽やかな好青年。「引きこもりって、だらしなく、他人にも危害を与えかねない危険人物みたいなイメージでしょ」と苦笑いして、「見た目や思い込みで決めつけないで」ときっぱり。
長年引きこもりだったとされる人による殺傷事件が世間を震撼させ、引きこもりへの偏見が助長される。「多くは、社会に居場所がなく、ひっそりと息を潜めて自分を責めている。当事者として顔を出し話すことで偏見を拭い、苦しんでいる人の心の鍵を開けるきっかけをつくりたい」
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/06/25/JD0058206679 大分合同新聞より引用
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。
この記事を読んで、NHKのバリバラ(障害者バラエティ番組)を思い出しました。
こちらは引きこもりの方ですけどね。引きこもりだからって自分を無理に攻め続けなくてもいい。時には逃げたっていい。
当事者が語るから、説得力が増しますね。
失敗体験、ドロドロとした感情を笑いに変える。凄いパワーがいることだと思います。
事件もありましたし、どうしてもフィルターのかかった目で見られることの多い引きこもり。
世間によくあるネガティブなだらしなく、服とか適当なんだろうな…という世間のイメージを覆して爽やかに。
引きこもりを経験し、社会からの目がどうなってるのかをよく知っているからこそ、顔を出して話すことで偏見をなくそうと頑張ってるのがわかります。
この方、コントの世界で生きていこうと修行中の身みたいですね。それ以外にも「ひきこもり学」と題する講演会もおこなってるとか。
凄いパワーを持った方です。
引きこもりという人たちが世間のフィルターというものに負けないようにと、頑張ってほしいですね。