【引きこもり】人はいつ「ひきこもり」になるのか、人生に4つのタイミング
ひきこもりになりやすいタイミングは人生で4度あると思っています。1度目は中1、2度目は高1、3度目は浪人と大学中退、4度目は就職活動での挫折です。
1度目は、いわゆる中1ギャップです。中1になると急激に不登校者が増えます。なぜ、中1に不登校からひきこもりになることが多いのでしょうか。
まずは、環境の変化に適応できないということがあげられます。不登校の要因を見ると、入学・転編入学・進級時の不適応や、クラブ活動・部活動等への不適応があがっています。
(中略)
次にあげられるのは、学業の不振です。不登校の原因でも21.8%と多くを占めています。なかでも英語でつまずいてしまう生徒がとても多いです。
(中略)
中1ギャップの次に来るのが、高1クライシスです。
原因として一番大きいのは、中学と高校のシステムの違いです。中学は義務教育なので、不登校になっても在籍し続けることができ、卒業もできます。
しかし高校は義務教育ではないので、たいていの学校では1年に30日以上休むと単位取得が難しくなります。すると進級できないので、留年、または退学するしかありません。そうなると、例えばゴールデンウィーク明けから徐々に学校に行かなくなった場合、9月ごろにはもう留年が決まってしまいます。
(中略)
中1ギャップ、高1クライシスに続いて、高校卒業直後がまた大きな危機です。浪人中にそのまま予備校に行かなくなり、ひきこもりになるケースも多くあります。また、大学に入ったものの授業に出ない状態が続き、中退してしまう人も多いのです。
(中略)
中学や高校と同じく、特にゴールデンウィーク明けに行かなくなることが多いようです。
実際、大学の中退率は2.65%、休学率は2.3%となっていて(文部科学省「学生の中途退学や休学等の状況について」)、20人に1人が何らかの理由で、中退や休学をしています。
その次のタイミングは就活での失敗です。就職できないまま卒業してひきこもりになる場合と、就職後に会社を辞めてそのままひきこもりになる場合があります。
内閣府の調査でも、就職氷河期世代にあたる40~44歳のひきこもりの3人に1人が、20~24歳の時にひきこもり状態となっていて、就職活動がうまくいかなかったことが原因とみられています。
https://this.kiji.is/526716492742296673?c=388701204576175201 SmartFLASHから引用
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。
引きこもりのタイミング、4つ。上手くいけばサラリと進める所なんですが、引っかかってしまうとドーンと落ちて行ってしまうんですね。
私は就職氷河期世代でもあります。就職活動はなかなかうまくは行かなかったですが、どうにかやってきました。正社員を目指さず、派遣で食いつないでいたからかもしれません。派遣社員は給料高めですが、いつまでも働ける保障がないですから、怖いと言えば怖いんですけどね…いつでも首きれますし。
…という、派遣社員という諸刃の剣でしたが、どうにかこうにか派遣社員で頑張ってきました。
一番やりたかった仕事には全然就けてないけど…。
しかし学生時代にそんなに引きこもりポイントがあるとは思わなかったです。
私は内気な方なので、みんなとすぐ打ち解けるってのはなかったですが、それでもなんとか学生時代過ごしていた気が。急激な環境の変化への適合…確かに難しいです。そこを乗り越えるか乗り越えないかで決まってきてしまうんですね。
人生の4つのターニングポイント。
その人の所為でもあり、環境の所為でもあり、そんな環境を作った社会の所為でもある。
――難しいですね。
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