【引きこもり】コロナ騒動で全国100万人超と言われる引きこもりにも変化か
今年一月下旬、中国の遠い都市でアウトブレイク(大流行)が確認された「新型コロナウイルス」。
もう何年も前のことのようにも思えるが、当時、まさか火の粉が日本に降りかかり、現在のように日常生活が送れなくなる程の事態になろうとは、ほとんどの人が思っていなかった。
誰も予想出来なかった非常事態は、全人類に公平に不幸を与えているが、中には「気づき」を得ている人もいるようだ。
(中略)
千葉県在住の中田晴美さん(仮名・70代)は、間も無くアラフォーの息子と二人暮らし。先立った夫が残してくれた自宅があり、幸いにして住むところには困らないため、少ない収入で何とかやりくりし生活してきたと話す。息子は30代前半の時に勤めていた会社でパワハラやいじめを受け、精神を病んで退職。それ以降、10年近く自室に引きこもる生活を送っている。
「将来に対する不安は、それはもう凄まじいものがありました。私が死ぬ時、あの子も一緒に殺そうかとか……。コロナウイルスのせいで、3月から雑貨店のアルバイトに入れなくなることがわかると、本当に死を考えました。休業手当とか補償とかテレビや新聞で色々いってますけど、正直よくわからないし、もらうために動く気力もない。息子にも“これ以上無理かもしれない”と手紙を書き、覚悟を決めようとしていました」(中田さん)
その数日後、中田さんが思いもよらなかったことが起きる。
朝起きると、中田さんの枕元に、息子からの書き置きが残されていたのだ。会話が無くなって数年。そこには「迷惑をかけてごめん、心を入れ替える」とだけ記されていた。
「急に部屋の掃除をし出して、伸びきった髪も坊主頭にして、パソコンを使って“休業手当”に関することも調べてくれました。この非常事態でやっと、自分が置かれている現実に気がついてくれたのかもしれません。私のためなのか、自分のためなのかなんてどうでもいいんです。やっと息子がやる気を出してくれたから」(中田さん)
(中略)
思えば「引きこもり」など、世の中が平和で、金のある親がいないとできない。平和でなくなり、親にも金がなくなると、引きこもりは真っ先に死ぬしかない。
(中略)
新型コロナウイルスの影響で、世界中の人々たちが「生き方」や「常識」について考え直し始めている。
極端例かもしれないが、生きる力を取り戻す人々だっている。コロナ禍後の世界は人間が決めるのだ。
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。
私も東日本大震災で「これじゃあかん!」と立ち上がって、今があります。
ハロワ行って失業保険の延長の手続きとったり、職業訓練やリワークの世話をしてもらったり、リワークで勉強や職業訓練したり、
デイサービスにも通いました。少しでも昼夜逆転生活を変えて、就業しようと。
人間追いつめられると、こうなるのかもしれない…と自分でも経験しました。
酷い不安障害と抑うつで寝込んでばかりいた私ですが、それを振り切って走ってました。
その前は養生生活とは言いながら、引きこもりニートみたいな生活でしたし。たまに友達に誘われてどこか行くみたいな。
それ以外は部屋で寝てました…。
コロナも今までない禍。これではイカンと立ち上がる人がいるんですね。
逆にコロナ鬱で寝込んでしまう人もいるみたいですけど…。
まだまだコロナ禍。踏ん張りましょう~!!とエールです。