【就職氷河期】景気で雇用を左右させすぎたツケ
「氷河期世代」職なお不安定 無業・フリーター90万人
【日本経済新聞】バブル崩壊後の「就職氷河期」に高校や大学を卒業した世代で、90万人を超える人が今も安定した仕事に就かないでいる。失業率が歴史的に低い水準にもかかわらず、35~44歳のフリーターと無業者は15年前の同年齢層より6割も多い。社会保障費が膨らむ恐れもあり、政府は今後3年間を集中期間として就労支援に取り組む。(佐藤初姫)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44997380Z10C19A5SHA000/
こんにちは、エナベルで就労支援を受けているOです。
この記事を読んでまずこのグラフがひどいなーと思いました。
景気に雇用が左右されるのは当然ですが、就職氷河期とリーマンショックのときに極端にグラフが上下しすぎです。
いくらなんでも不景気だからといって、ここまで雇用を絞ったりする場当たり的な雇用計画を組んでいた人事や経営者たちはなにをしていたのでしょうか?
これで今は人手不足だ、人手不足倒産だと騒いでいるのですから滑稽です。
完全に人間一人を雇用するということの大事さを忘れていた結果が今の日本の低迷に繋がっているような気がします。
人手不足という状況なのですから、これから一律新卒雇用だの中途採用を避けるなどの思考停止した雇用環境を改善して、一人ひとりの人材を大切に扱うということを考えないと日本に未来はないと思います。
今の日本の低迷はひとえに「人間を大事にしてこなかった」そのことに尽きると思います。
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