【今日のトレンド】#障害者雇用の職員
就労支援事業所に通所している者として、ツイッターのトレンドに上がっていた「障害者雇用の職員」という言葉について、これは記事にしなければなと思いました。
政治的な意見については個人の考えなので控えさせていただきます。
今の事業所に通っていて思うところを書きます。
自分自身障害を持っており、周りにも障害者の方が様々な仕事をなさっています。
自分にとってはエナベルがはじめての事業所であり、はじめて他の障害者の方々と仕事をさせていただきました。
スタッフさんも一生懸命にフォローしてくださっていますが、利用者さんひとりひとりの力がそれぞれの仕事を支えていると思います。
自分は、自分の持っている障害の特性から、今まで仕事に対して自信が持てずにいました。
しかし、他の利用者さんがいきいきと仕事をなさっている姿を見て、自信を持っていいんだと思うようになりました。
たまにはミスもありますが、お互いフォローしあったりして大きな問題はなく続けてこられています。
障害を持つ方が仕事をするにあたって、健常者の方が心配な思いを抱く気持ちはわかります。
また、それぞれの障害の種類、特性、個人個人によっても違いがあります。
しかし、多くの方は障害に対して知識がありませんし、周りに障害者の方がおらず、正しく理解していない場合もあるかと思います。
その人のもつ特性を理解せず、簡単な仕事や、合わない仕事ばかりをさせられることもあるでしょう。
エナベルに通っていて学んだことは、仕事をするにあたって、一緒にはたらく仲間を尊重しフォローしあうことです。
これは障害の有無にかかわらず言えることだと思います。
また、相手を気づかう気持ちがあれば、障害を持つ人同士が仕事をしていても、ミスは少ないです。
スタッフさんがしっかり仕事の管理をして下さっていることもあります。
このような理解が、社会の中でもっと広がればいいなと思っています。
障害を持つ人がより働きやすい社会になることを願っています。