【パニック障害】Sexy Zone松島聡が向き合った「パニック障害」。突然、死の恐怖に襲われて

発作の症状は、全部で14種類
激しい動悸、めまい、ふらつき、震え、発汗、息苦しさ、吐き気……こうした症状が複合的に襲ってくるのが、パニック障害の発作。症状は人によりさまざまだが、突然の強烈な不安と恐怖感が主な特徴だ。

実は、筆者も5年以上、パニック障害を患っている。最初の発作でパニック障害だと気付くことは難しく、呼吸器や心臓の病気だと思い病院に駆け込む人も多い。だが、検査を受けても体には異常がみつからない。いつ起こるかわからない発作に対する「予期不安」の恐怖を抱え、日常生活に支障をきたしていく──これが、パニック障害患者の典型的な例だ。

「発作の症状は、全部で14種類と言われています。そのうち3種までは『パニック不全発作』、4種以上表れると『パニック発作』といい、症状が多いほど治りにくいのです。乗り物や映画館など特定の閉ざされた空間にいるときに不安を覚える『広場恐怖』を併発することも多く、うつ病に至る深刻なケースもあります」と言うのは、パニック障害治療の第一人者、赤坂クリニックの貝谷久宣理事長だ。

日本のパニック障害の患者数は人口の3~4%と、ポピュラーな病気だ。しかし、その実態は意外と知られていない。

「パニック障害とは、神経質などのもともとの気質に環境要因、ストレスなどが重なり、情動中枢である扁桃体が誤作動を起こして過活動になる病気です。脳の過敏反応がさらに過敏反応を呼んで、発作が頻発する。発作や予期不安は非常に根深く、一度発作を起こした場所には行くのも困難になり、行動範囲も狭まっていきます。

今は治療法が進んだので、重症の人でも1年前後で社会生活ができるようになります。ただし、慢性疾患なので、薬を使いながら無理をせず、気長に付き合っていくのがよいでしょう」

発作で直接死に至ることはないが、重い症状が続くと、逃げ道として死を考えるほど追い詰められることもあるという。

 

「そんなの、気の持ちようじゃん」と言われ
漫画家の櫻日和鮎実(さくらかわ・あゆみ)さんは、自らの体験をコミックエッセイ『パニくる!?』にして発表した。

初めて発作が起きたのは、2015年の冬。同人漫画サークルが集うイベント、コミックマーケット(コミケ)に参加したときだ。突然、激しい動悸と息苦しさに襲われた。その後も小さな不調を重ね、あるとき電車の中で強烈な発作を起こし、死の恐怖を感じて駅に着いたとたんホームへ飛び出す。ネットで検索し、これが「パニック発作」だと知った。

「もともと私は楽天的な性格で、自分が神経の病にかかるとは考えてもみませんでした。でも、その日から急速に悪化し、昨日できたことが今日はできなくなり……ショックでした。歩いて5分の最寄り駅にさえたどり着けなくなってしまって」と櫻日和さん。

1日2時間しか眠れない日が続いた。病院に行ったが、処方された薬の効果がだんだん感じられなくなり、1日の用量を超えて飲んでしまうようになった。
結局、友達とルームシェアしていた東京の住まいを引き払い、長野の実家で漫画を描きながら療養することに。だが不眠と発作は続いた。

「少し寝ると、発作ですぐ目が覚めてしまうんです。あくびをすると体が攣って過呼吸が起きる。でも傍目にはただ寝ているようにしか見えないので、家族にもつらさを理解してもらえませんでした。妹から『そんなの、気の持ちようじゃん。友達もなったことあるけど1週間で治ったよ』と言われたときはきつかった……。家族全員からそういう目で見られると、居場所がなくなってしまうのです」

幸い、実家の近くで信頼できる医師に巡り合うことができ、ようやく病と向き合える態勢がととのった。「この体験を漫画に描こう」と決意し、症状を客観的に見つめて記録を取り続けたことも治療に役だったのか、ゆっくりと快復への道を歩んでいる。

「誰でも突然なる可能性があり、しかも症状が急速に進みます。万一なってしまったら、世界を敵に回してもとにかく休んで! と声を大にして言いたいです」と櫻日和さん。快復には「焦らないこと、周りは焦らせないこと」が何より肝心だという。

https://fujinkoron.jp/articles/-/1312 婦人公論.jpより引用

 

エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギのTです。

私もパニック障害を患っています。最近発作が出ないだけで、治ったとはとても思えません(汗)

誰でも突然として発症する「パニック障害」。まさか自分が?!って人が唐突にかかったりします。

芸能人でも多いですね。

しかし14症状もあり、複数症状が出て、酷い人はうつに発展するとか。私がそのパターンですね…orz

広場恐怖が酷くて、いまだに行けない場所が多いです。そして発作が起きた時には、とにかく休む、休む。それしか対抗手段がないので。

世界を敵に回してもとにかく休んでというのはよくわかります。発作が起きた時はもうどうにもなりません。

早く治る人となかなか治らない人、私のようにうつにまで発展しちゃう人いろいろいるので、一括りにはできませんが、

めんどくさい病気なのは確かです。

元気な人が何故急に??ってことは大いにある病です。私は関係ないよーって思っていても、こればかりはわからないのがこの病の恐ろしい所です。

周りにかかっている人がいたら優しくしてあげてください。…どうか。冷たい言葉はかけないであげてください。

 

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