【パニック障害】パニック障害を発症した私に父が言った「もう急がなくていいんだよ」
パニック障害を発症した私に「焦らなくていい」と父は言った
休日、何もすることがないと、もったいない時間を過ごしていると思ってしまって自己嫌悪に襲われる。
休日疲れて長い時間寝てしまったときには、時間を無駄にしてしまったなととてつもない後悔に苛まれる。
何か、自分の今後の人生のためになることをしていないと、なにか時間を無駄にしているような気がしてならないのだ。
そういう資質が原因なのか、私は中学の時にパニック障害を発症、大学時代にはうつを発症した。
うつは完治したが、パニック障害については現在も治療を継続している。以前と比較したら、パニック障害の症状も和らいできている。
私の父は、私がこのようになってしまったことは、自分の影響を強く受けてしまったからではないかと思っているようである。
父いわく、今の私は昔の父にとても似ているらしい。
父は経験則から、今まで焦って私のように行動してきたけれど、身についたことは何一つなかったという。父は最近私にこんなことをいう。
「もう焦らなくていいんだよ。寝ることは悪じゃない。」
私の心には前半部分が特に強く響いた。
「焦らなくていい。自分のペースでいいんだよ。」
自分で自分に言い聞かせている。スマホのメモにも、いつでもこの言葉を見られるように書き記して、見返している。
ゆっくりと吸収しながら焦らずに生きていく。父に伝えたい想い
私の趣味は読書。私は本を読むのも急ぎがちだ。なるべく早く読み終わって、新しい本から新しい知識をどんどん吸収したい、そんな気持ちが人よりも強い気がする。
いつ何時も焦っている。自分ではそんな風には思っていないのだけど。
きっと自分は成功体験が人よりも少ないのか、自分に自信がないからなのか、自己肯定感が人に比べて低いのである。
だからこそ、人より頑張らなければ!結果を出さなければ!そう意気込んでしまう。
そうしなければ学歴もない、人より優れた得意分野もない自分には価値がないような気がしてしまう。
そして頑張れず、結果を思うように出せない自分を自分で苦しめてしまうのだ。
今の自分がいるのは過去の自分がいるからで、過去の自分に影響を与えたのは父かもしれない。
でも、私は父が教養があって、人一倍勉強する努力家で、本を読みちぎっている姿を昔も今も見ている。そんな姿を見てよい影響をもらっている。
だから私も焦らずにゆっくりと吸収しながら人生を生きていくから、父にも何も悪くない、自分を責めないでほしい。
これからは、父にもゆっくり自分の時間を楽しんでほしい。そしてここまで育ててくれて本当にありがとうと伝えたい。
https://mirror.asahi.com/article/14347722 かがみよかがみより引用
エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギのTです。
「もう焦らなくていいんだよ。寝ることは悪じゃない。」
「焦らなくていい。自分のペースでいいんだよ。」
凄く優しい言葉ですね。お父さんがこの方を見ていて、かけてくれた言葉があたたかく響きます。
焦って、焦って休日疲れて長い時間寝てしまったときには、時間を無駄にしてしまったなととてつもない後悔に苛まれている時に、
そっとこの言葉をかけてくれる。とてもいい親子関係ですね。
お父さんは、この方が、自分の影響を強く受けてしまったからではないかと思っているようで、
今の私は昔のお父さんにとても似ているらしい。
だからこそ気になるし、声もかけてくれるのですね。
でもこの方はそのお父さんに対し、
でも、私は父が教養があって、人一倍勉強する努力家で、本を読みちぎっている姿を昔も今も見ている。そんな姿を見てよい影響をもらっている。
だから私も焦らずにゆっくりと吸収しながら人生を生きていくから、父にも何も悪くない、自分を責めないでほしい…と言っています。
お互い思いあっているんですね。
似ている所があって、それを自分のせいだと思っているお父さんと、お父さんは何も悪くないというこの方。
パニック障害はなかなか治らないかもしれないですが、ちょっとずつ、ちょっとずつ、自分のペースで。
焦る気持ちを抑えて、少しずつ、少しずつ呼吸をするように。
私もよく父に似ていると言われましたが、父は猪突猛進で、私は優柔不断でマイペース。そこだけは全然似てないのです。
突然思い切ったことをするのはどこか似ているとは思いますが…。
父が存命の時にパニック障害になったことはなかったので、父からはこんな優しい言葉もらえなかったですね。
パニック障害になってからは母がいましたが、特に母からはこんな言葉かけてもらったことないですね。
かなりパニック発作で迷惑はかけたとは思いますが…。
ちょっとこの方の親子関係が羨ましいです。パニック障害になった時に父が生きていたら、私もこんな言葉貰えたのかな。
こんなあたたかい親子関係だったかな・・・