【ゲーム紹介】自分と向き合う大切さを知れる「囚われの館」※ネタバレあり
どうも、就労移行支援を受けているMです。
潜在意識関係のサイトを探っている時に、ふと前にやってたスマホゲームを思い出したので紹介したいと思います。
スタジオわさび 囚われの館
対応:PC(Winのみ), iOS, Android
ストーリー
目が覚めると、見知らぬ森にいた主人公。
家に戻ろうとする自分の名前も、なぜ森にいるのかも覚えていない。
眼の前には不気味な屋敷が佇む。
恐る恐る、館の中に入るとそこには不気味な住人たちが…。
主人公の命を狙う住人と、館から脱出しようとする主人公。
そして、その館には実は隠された秘密が…。
※ここからネタバレです。
ネタバレ踏まえた上でやりたい方は、そのままご覧ください。
囚われの館とは
囚われの館の主人公ミサは、かつて母親から虐待を受けていた少女。
そして、ミサを虐待していたその母親はリーサ。
屋敷の住人たちはミサの昔持っていた感情を表した者たちだ。
ハルとジンはミサの昔からの友達。
ジンはすでにこの世から亡くなっている。
囚われの館はそんなミサの「心」を表したゲームなのだ。
ゲームをクリアし、ミサの抱えている闇を浄化しよう。
この「囚われの館」はミサの心そのものだ。
ミサはずっと辛かった自分の記憶・過去と向き合ってこなかった。
そんな過去に囚われているミサの心を表したものが「囚われの館」なのだ。
屋敷の家族の正体
物語の登場人物は皆、ミサの嫌いな自分や過去を表したものたち。
ムール:無責任でいつも笑っている父親
リーサ:酒に酔い、暴力を振るう母親
チル:泣き虫な自分
モルフォ:嘘つきな自分
ローリエ:ネガティブな自分
リーグル:人を信じられない自分
そしてジンとハルは助けて欲しかったというメッセージである。
ジンとハル
ジンとハルはミサの幼馴染。
幼少時代、母親から酷い虐待を受けており、父親もいなくなったミサは寂しかった。
そんな時に公園で初めて出会い、遊んでくれたのはジンとハルであった。
それからはずっと三人で行動するようになったのだ。
しかし17歳の時、ジンが白血病にかかってしまう。
2年後、19歳でジンは亡くなってしまう。
そしてミサは再び、人生に絶望してしまうのであった。
ジンとの別れ、病棟で眠っているミサ
囚われの屋敷の物語は、ミサの夢の中で行われている設定だ。
幼少期からジンと仲が良かったミサは、ジンとの別れがショックすぎて自ら命を絶とうとする。
それに失敗してミサは入院しているのだ。
病棟で見た夢の中で僕らがストーリーを進めていく。
ストーリーをクリアするとミサが眠りから目覚めるようになっている。
【引用元】https://xn--cck6a8iub0ex421auct3r3anj4c.com/toraware-netabare
このゲームは脱出ゲームであるのですが、館から脱出することがハッピーエンドではないんです。
それは何故か。
館から出る=自分の本心から背ける
という意味になるからと私は見ています(笑)※トゥルーエンドにはアイテム条件がありますが
この解釈だと、脱出しないということは自分の本心と立ち向かうことの意味となるわけです。
可愛らしいデザインのキャラとは裏腹に虐待や自殺未遂といった非常にハードなテーマを扱っています。
私は実況でこれを知ったのですが、今振り返るとなかなかよく出来たゲームだな、と思っております。
確かに少し前の私、館から飛び出してたわ(笑)
自分自身と向き合うことにピンと来ない方は、これの実況見たり実際にプレイすることをオススメします。
自分と向き合うことの大切さを知れる良いゲームです!