【アルコール依存】アル中は時間が空くと酒を飲む
こんにちは、エナベルで就労支援を受けているOです。
相変わらず断酒が続いております。
アルコール依存症が身体より精神にきている人は、飲酒欲求より切実な問題があると思います。
それは「アルコールが入っていないと時間が経過してくれない」というものです。
アルコール依存症に限らず、アルコールを摂取すると時間の経過が早く感じられるようになります。
なのでアルコール依存症の人間は外出や暇な時間など「なにもすることがない時間」に耐えられずにアルコールを摂取してしまう人が多いです。
私の場合、かつてアスキーという会社に勤めていたときは、西国分寺から南青山まで片道1時間ぐらいかかっていたので、そのあいだの時間が耐えられず、キオスクでビールを何本か買って飲みながら電車に乗るという事を繰り返していました。
この癖は長く続いていて、最近までちょっと外出したり遠出したりすると酒の準備を始めるようになってしまいました。
ようするに無為の時間に耐えられる精神力がなかったんですね。
なので少しでも空いた時間があると飲みたいとか飲みたくないとかはまったく関係なく、その時間を過ごすために酒を用意することになります。
断酒したい人は、精神医療のリハビリとして作業所に通ったり、ゲームをしたり、人と会うようにするなど、なんとかして「酒で埋めていた時間」を酒を飲まない時間として埋めるという必要があります。
アルコール依存症はヒマな時間を作ったらまず飲みます。
とりあえず、空いた時間を作らず、何かをするということを習慣づける必要があると思います。