【アルコール依存】アルコール依存とフリーランス
こんにちは、エナベルで就労支援を受けているOです。
ジャーナリストの勝谷誠彦氏が57歳の若さで亡くなられました。
勝谷誠彦氏 28日未明に死去 57歳 公式サイトが発表
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181128-00000060-spnannex-ent
いろいろ主義主張などは合いませんが、一人の物書きとして、様々なジャンルでのお仕事は尊敬しておりました。
ご冥福をお祈りいたします。
勝谷氏は8月21日、毎朝メール配信する有料配信コラム「勝谷誠彦の××な日々。」で「腹痛と膨満感で、3分ほども座ってられない」「まえ屈みだと、右脇腹に激痛が走る」などとつづり、緊急入院。アルコール性の劇症肝炎と診断された。
死因が明らかにアルコール依存による劇症肝炎だったことに、同じフリーランスの物書きで、アルコール依存を抱えている者としては衝撃を隠せません。
自分の経験で語りますが、フリーランスの人間がアルコール依存になると、なかなか治りませんし、多くの場合悪化してから判明して、取り返しの付かないことになることが多いです。
フリーランスですと、会社づとめよりも時間が多くとれますし、毎朝会社に行くこともありません。
そのため合いた時間を埋めるために酒に手が出がちですし、それを止める上司や同僚もいないといった状態になりやすいのです。
また、それが酷くなると朝から酒を飲み始めて連続飲酒という有様になります。
フリーランスは「依頼された仕事が良ければ問題がない」という世界ですが、逆に仕事に集中しすぎて、仕事以外のことがおろそかになりがちなのです。
そして仕事で貯まるストレスも一番手軽で時間のかからないアルコールで解消する場合が多い。二日酔いでも出社する必要がない。
そして定期検診なども強制的にされることもないので、面倒臭がって行かないという場合も多いのです。
そのため取り返しの付かないほど体調が悪くなってからようやく病院に行くという有様で、本当に取り返しの付かないことになりがちです。
フリーランスのアルコール依存は、一度自覚したら、かなり思い切ったことをしないと治りません。節酒では無理です。
フリーランスだと節酒と飲酒の境目が絶対につかなくなります。
長生きしたい時代でもないのですが、死ぬまでにアルコール依存は自分も他人も酷いことになるので、死ぬより酷いことになる場合も多いのです。
少しでもアルコール依存の自覚があるなら早めに断酒していきたいですね。
……断酒がんばります、と改めて思ったのでした。