【アルコール依存】目的がないと断酒なんてできないよね

こんにちは、エナベルで就労支援を受けているОです。

あいかわらず断酒は続いております。

私が断酒を始めたのは、わりと真面目に酒癖の悪さを反省したのと、エナベルに通うようになって、どうにも酒を飲み続けていると精神的にも肉体的にもシンドイというのがありました。

しかし、それ以上に大事な理由があります、というのは私は小説家もやっているのですが、とある出版社で出した本の続きを出すというのに、クラウドファウンディングでお金を集めて自費出版をしようと考えたことでした。

そそして幸いなことにクラウドファウンディングは成功してしまったわけですが、そろそろ執筆にとりかからないとならないのに、気ばかり焦って全然モチベーションが上がらないのですね。

精神力的にも体力的にもどうにも体が動かない。

特に体力的な部分でいろいろと辛くなってきているので、これはもうそれなりに長い小説を書くには体力を溜めないとダメな歳になってきているんだな、と思い知りました。

そして、自分にとって一番体力を失わせているのは言うまでもなく酒です。

実際、血液検査でけっこうな肝臓のγ-GTPの数字が出ていましたし、明らかにアルコール性肝炎の兆候が出ていたわけです。

というわけで覚悟を決めて断酒と肝臓医への通院を一念発起したわけでした。

幸い断酒は4か月ぐらい続いていますが、やはりなんかアルコール以上に大事な目標や目的がないと人間断酒なんてできないよな、と思います。

体に悪い、このままでは死ぬとわかっていても、アルコール依存症って「このまま死んでもいーや」って気持ちになっちゃうんですよ。飲んでも飲まなくても、「酒が飲めなくなるぐらいなら死んだ方がマシだ」ってなるのがアルコール依存症です。

ですから、こんなの本当に大事な目標や目的を作らないと、断酒なんて続くわけがないんだと思います。

そういうものがない人に「このまま飲み続けていると死ぬよ」と言っても「死んでもかまわない」ってなるのがアルコール依存症です。

本当に迷惑な話ですが、こういう人って、何か大事な人や大事な目的ができるか、本当にどん底で恐ろしい幻覚を見るようになるか、体がどうしようもなくなって飲むどころではなくなるしかないんですよね。

むしろ、そうなっていない人に「このままだと死ぬよ」と言っても、「さっさと死にたいぐらいだ」って反発して、余計に飲みだしますから、本当に本人がどん底まで落ちるまで相手にしないしかありません。

アル中の妄言に付き合っていてもいい事なんてありませんから、できるだけ巻き込まれないようにはなれるしかないんですよね。

というわけで、アル中に対しては忠告も助言も助力も無駄です。

本人がどうにもならなくなるぐらい危機感を持つようにならないと無理です。

巻き込まれないようにしましょうねー。

アル中の私が言うのも変ですが巻き込まれるだけ損です。


 

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