グループワーク 障害者雇用について

こんにちは、エナベルで就労支援を受けているОです。

今日は就労移行支援の人たちの訓練の一環として、グループワークが行われました。

まずは、この映像をみんなで見ました。

脱!月給1万3千円!(障害者福祉)

障害者の就労支援といっても、大部分の事業所が最低賃金すら払われず、就労移行支援就労継続支援A型、就労継続支援B型の平均で支払われている工賃が、平均して1万3000円という内容でした。

映像では、そのような現状に怒りを覚えた竹村利道という人が、「最低賃金を支払うのは義務」だと考えて、「障害者にチャリティではなくチャンスを与える施設」として、「障害者の作る製品だから」という甘えをなくした事業所を経営、年商5億円を出しているという内容でした。

「障害者だからといって仕事が出来ない」と決めつけ「仕事が出来ないからやらせない」「簡単な仕事しかさせない」事業所、そして「障害者に働く場を与えているのだから工賃が安くても当然」という、現在の就労支援に対するアンチテーゼを示した内容です。

そのあと、このページを印刷したものが手渡されました。

福祉事業者が障害者の可能性を限定している現状を知ってほしい~日本財団 竹村利道インタビュー~

竹村利道さんの昨年のインタビューです。

竹:現在、障害者の工賃(※)は、月額15033円です。こうした工賃で働く人が日本全国に30万人いる。30万人に月額1万5000円払うために、障害者を雇う福祉事業者は、その約10倍の予算を元手にしている。つまり、事業者側が、補助金を「飯の種」にしているいびつな構造なんです。

竹:取材すると、事業者はおそらく「みんな障害が重度だから、働けないんですよ」と返してくると思いますよ。でも、たとえば、さっきここへお茶を給仕してくれた彼女(※注:日本財団ビルの喫茶店で働いている女性)は知的障害を持っていますが、少なくとも東京都の法定最低賃金はもらっています。そういう女性でも、ひとたび福祉事業所へ行ってしまうと「重度だから働けない」とされ、1日500円しか得られない。

などなど、現在の障害者福祉が就労支援といっても、ほとんどの事業所が単純で簡単な作業と最低賃金を大幅に下回る工賃で働かせている現状を明らかにしています。

竹:そうです。会長に直接聞いてもらってもいいくらいです。既存の障害者就労が、なぜ彼らの能力を発揮できない状況のままにしているのか。全国の事業所へ行くと違和感がたくさんあると思います。

僕が運営していた高知の事業所で働く従業員が、「竹村さん、もらう10万円と稼ぐ10万円は違いますね」と胸を張り始めたときは嬉しかったですよ。自分で稼げるようになると、モチベーションが上がって、「どうして自分は最低賃金しかもらえないんだ」と、別の仕事先を探してきて退職していくこともあります。そうやって自立へと導いていくための社会保障は必要です。

障害者の人だって働きたいと思っている人たちはたくさんいます。

障害者年金や生活保護さえもらえればいいという話ではなく、ちゃんと働いて誇りをもって自由に生きたいと考えている人はたくさんいるのです。

しかし、そういつた人たちに与えられるチャンスは少ない。

中にはTwitterなどで「障害者雇用枠があるから仕方なく雇用しているだけで、障害者を雇いたい企業などない」という人までいます。

しかし、社会訓練や職業訓練などを経て、職場に得手不得手は当然ありますが(それは健常者だって同じです)、健常者と同じぐらいに能力を発揮できる人はたくさんいるわけです。

しかし、残念ながら現在の障害者に対する就労支援や障害者雇用はそういうチャンスに応えられる状況にはなっていません。

そうした現状をなんとかしようとしているのか、この竹村利道さんでした。

竹村利道さんの活動されている「はたらくNIPPON!計画」のサイトはこちら。

そのあとエナベルの職員とWさんとKさんが、実は比較的一般就労に近い就労継続支援A型事業所が、現在助成金が削られ、今年の4月から様々な方面で経営が難しくなっていくという現状を知らされました。

「障害者の作ったものだから買ってほしい」というのではなく、普通に使ってもらえる製品を作る。普通に賃金を得られる仕事を作っていくことが、これからの事業所には必要であるということを、みんなで話し合いました。

はっきり言うと、障害者の社会訓練というには、かなりハードルの高い問題意識の高いグループワークでしたが、みなさん思うところはあったようで、盛んに意見や思ったことなどを話し合いました。

「障害者だからことできる適正」

「企業がきちんと雇う価値のある障害者」

元々、職業については健常者でも得手不得手はありますし、とうぜんマッチングの問題は存在します。

これからの時代、障害者というのは「就職マッチングの一要素に過ぎない」という所まで進んでいけたらいいなと思いました。

 

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