軽作業という言葉

今まで清掃作業を屋外でやっていたので、こんなに涼しい場所で手慣れた仕事でお給料出るなんて、と驚いている、こんにちは、エナベルで就労支援を受けているOです。

このエナベル水戸駅南のサイトでは、あえて「軽作業」を「軽い作業」と言い換えています。たった一文字ですが、この一文字には実は個人的な経験からあるこどわりがあります。

私は就職氷河期ど真ん中の世代で、しかも無色になってしまっていた時期が、ちょうとリーマンショックど真ん中の時期でした。もう、まともに就職するどころか、アルバイトですら面接になんでも落ちるという状況だったんです。ハローワークはいつもぎっしりですし、どんな小さな雇用でも応募者が殺到し、酷い労働環境は当たり前という時代でした。

そんな時期、アルバイト募集の記事であったのが、『軽作業』という言葉でした。これこそ見ると聞くのでは大違いというやつで「軽作業」と銘打っておいて、実は工事現場の片づけ「重たい機材の持ち運び」とか「出版倉庫の整理(重たい紙や本の持ち運び)」など、どう考えても重労働なものばかりだったのです。

当時はあまりの「軽作業なのに重労働」という事例が多すぎて、ネットなどでは「軽作業というのは責任が軽い作業という意味で、重労働ではないとは言っていない」とか言われる始末でした。

もちろんエナベルでの作業はそんなことありませんし、本当の意味での「軽作業」です。しかし、やはり私の同世代の人間だと「軽作業」という言葉に苦い記憶を持っている人も多いでしょうから、あえてサイト内で使う言葉は全部「軽い作業」と表記するようにしています。

ですから、みなさんは安心してお問い合わせいただければな、と考えて面ます。

軽作業と言っておいて、重労働でしかも低賃金な仕事ばかりの時代ってあったんですよねー……

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