発達障害の女性が絵本出版 亡父へ贈るネコの物語「ぼく お父さん」

発達障害がある島根県出雲市の周藤(すとう)優子さん(46)が、困難な時も支えてくれた亡き父に贈る自伝的絵本「ぼく お父さん」を制作した。障害者アートに取り組むNPO法人で腕を磨き、その内容や温かい作風が出版社「フレーベル館」(東京)の目に留まって10月初旬の出版が決定。対人コミュニケーションが苦手な周藤さんは「遅くなったけれど『ありがとう』を絵本にこめて父に伝えたい」と話す。
絵本の主人公「ぼく」は野良猫で、女性「ゆうこ」の前に現れる。実はゆうこの亡くなった父の生まれ変わりで、自身の人生を振り返り、娘への思いを独白していく。

「ぼくの子 不登校 社会でなかなか うまく生きれない」

周藤さんは子供の頃から自分の気持ちが伝えられず、中学2年の時には一時不登校になった。1993年に兵庫県姫路市の短大を卒業したが、人間関係がうまくいかず職を転々。周藤さんは「自分がもどかしく悩み続けた」と振り返る。

小学校教師だった父祥一さんはそんな娘を温かく見守った。2000年に統合失調症と誤診された時も「誰だって病気はある」と支えたが、07年1月、がんのため63歳で亡くなった。

(中略)

周藤さんは15年に大学病院を再受診したところ、「生まれつき脳機能に偏りがあり、コミュニケーションが取りにくい発達障害」と診断された。「生きづらさの謎がやっと解けた」と周藤さん。「父ともう一度生き直したい」という思いが強まり、絵本の制作を思い立った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190829-00000029-mai-soci YAHOO!JAPANニュース/毎日新聞より引用

 

エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。

障害者アートに取り組む団体が結構あるみたいですね。私も以前つくばで見てきましたが、そこで腕を磨いて本を出す。ちょっと羨ましい展開です。

周藤さんの技術と頑張りがあってこその出版化なんでしょうけどね。

ずっと支えてくれたお父さんのために…と本を出されたんですね。

ありがとうと感謝をこめて。

過去を思い出すとき絶対辛い思い出したくない出来事を思い出さなくてはならないご自分の自伝的絵本なら。

私も障害年金を申請するとき、色々思い出したくない過去を自分の中から引きずりださなきゃならなかったので、その作業はとてもきつかったです。

その作業だけでも大変なのに、絵を付けて話にしていく。

自伝的な本を作るのは大変です。お父さんへの感謝を伝えたくても、その前に自分の封じ込んでいた過去も出さないといけないから。

この方は、発達障害に加えて、統合失調症にもなられてしまったんですね。相当辛い経験ではなかったではないでしょうか。

お父さんとの絆が相当深かったんでしょうね。お父さんに支えられて生きていた周藤さん。もう一度父と生き直したい…その願望がこの本に。

どんな内容だか読んでみたいですね。絵本とか読むの私好きなんで。

 

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