【障害者雇用】就職しても定着しなくては……

省庁障害者131人離職 昨秋以降 採用2518人、定着に課題

【東京新聞】中央省庁の障害者雇用水増し問題を巡り、厚生労働省は三十日の参院厚労委員会で、二十八行政機関が昨年十月から新たに採用した二千五百十八人のうち、十六機関の百三十一人が既に離職したことを明らかにした。最多は国税庁の七十九人。職場への定着支援が課題となりそうだ。政府は今年末までに計約四千人を採用する計画。障害者団体から「数合わせの影響ではないか」との批判が上がった。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201905/CK2019053102000150.html

こんにちは、エナベルで就労支援を受けているOです。

私が受けている就労移行支援では、就職後にも「就労定着支援」というものがついていて、職場に定着資することを支援してくれる制度があります。

今回、水増し問題を受けて大量採用した中央省庁ですが、すでに大量の離職者が出ているらしく。これはもはや制度と環境の問題なんではなかろうか? と。

いくら採用を増やしても職場に定着できなくては意味がないですよね……。

国税庁は「障害のある職員への接し方研修などは実施している」、法務省は「少なくとも『働いてみたけど、全く環境が整っていなかった』という理由は今のところない」と担当者が話した。

環境整備を進める話よりも、まず言い訳が出ているあたり、完全に「アウト」だと思います。もしちゃんと採用と定着支援を進めているような企業や職場だったら、まず出るのは「これからこういう環境整備をしていきたい」って話になりますものね。

そうとう適当に採用して放置していたから、こういう言い訳が先立つんだと思います。

採用基準もそうですが、完全に数合わせしかやっていなくて、なんだか暗い気持ちになってしまいますね……。

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