【障害者】障害者アート 広がる商品化 光る感性に共感の輪

豊かな感性で創作活動を続けている障害のある人たちがいる。
飲食店で使うコースター、無料通信アプリ「LINE(ライン)」スタンプのデザインなどとして採用された例も。
新型コロナウイルスの影響で、重苦しい雰囲気が漂う中、温かく、ユーモアあふれる作品は見る人をホッとさせ、共感の輪が広がっている。

「自信作なので、たくさんの人に見てもらえるようになって本当にうれしい」。

JR金沢駅に面して八月開業した複合施設「クロスゲート金沢」の飲食店で、広汎性発達障害がある金沢市の高校三年高木重寿(しげとし)さん(17)はテーブルのコースターを見てほほ笑んだ。
コースターには高木さんが作ったサメの粘土細工を写真撮影したものが印刷されている。
黒い肌に、機械的な白い線が入った近未来的なデザインだ。

金沢市は、障害のある人の芸術活動を支援する「アウトサイダー・アート・プロジェクト」としてコースターの作成依頼を決定。
十人が作った十種類の絵柄の一つとして採用された。
市はホームページで色とりどりのコースターを紹介しており東京、神奈川、岐阜の飲食店からも注文がある。
作家には権利使用料が入る。
高木さんの母幹(みき)さん(49)は「助けがちょっとでもあると、輝ける障害者はたくさんいる。ありがたい取り組み」と感謝する。

高木さんは小学三年の頃、図工の授業で紙粘土に触れたことがきっかけで、粘土細工に夢中になるようになった。
動物や植物などを題材に約千五百体の作品を作った。好んで手掛けるのは海の生き物だ。
「たくさんの人が、見てよかったなあと思える新作を作っていきたい」

ラインスタンプ用の絵を描くのは、知的障害がある奈良市の木村昭江さん(41)だ。
ユーモアあふれるキャラクターが箱に押し込められた姿を描いた「密です!!」、民族衣装を着たキャラクターが人と距離を保つよう呼び掛ける「ソーシャルディスタンス」など、三十二種類のデザインがセットで販売されている。

木村さんは奈良県立高等養護学校を卒業後、障害のある人が創作するスペースが併設されている福祉施設「たんぽぽの家 アートセンターHANA」(奈良市六条西)に通う。

https://www.chunichi.co.jp/article/124864/ 中日新聞から引用

 

エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギのTです。

金沢市は、障害のある人の芸術活動を支援する「アウトサイダー・アート・プロジェクト」というものがあるんですね。

そこで障害者が様々なアート活動をして、主に収益に繋げるプロジェクト。

茨城ではそのようなプロジェクトはないので、羨ましい限りです。

似たような法人はあるんですけど、金沢市のようにはなってないような気がします。

自分の作った作品が使われて、商品になるというのは嬉しいですよね。

そういうようなプロジェクト茨城でもやってくれないかなあと思ってしまいます。

茨城にも障害者のアーティストはかなりいると思うので、それを少しでも世の中に…。

それだけでアート作品作るモチベーションも違ってくると思うのですが、どうでしょうか?

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