【障害者】聴覚障害者と発達障害の友人 心の葛藤と触れ合い 今村彩子監督ドキュメンタリー

生まれつき耳が聞こえない映画監督の今村彩子さん(41)が、発達障害「アスペルガー症候群」の友人、まあちゃんとの関係を模索しながら撮影したドキュメンタリー映画「友達やめた。」(1時間24分)が21日から、前橋市千代田町の前橋シネマハウスで上映される。22日の上映終了後、今村監督が登壇するトークイベントがある。 (市川勘太郎)

今村監督は名古屋市出身。愛知教育大在学中に米国に留学し、映画制作を学んだ。
二〇一一年の東日本大震災で聴覚障害者が直面した問題に迫った「架け橋 きこえなかった3・11」などの作品がある。

今村監督は一七年夏、四十代のまあちゃんと知り合う。聴覚過敏があるまあちゃんとは手話で会話。
台湾旅行をするなど親しくなるが、まあちゃんが人の物を勝手に飲んだり、急にたたいたりして、今村監督は違和感や嫌悪感を抱く。
戸惑いや葛藤に正面から向き合い、まあちゃんとより良い関係を模索する作品だ。

二十二日午前十時二十分からの上映後、今村監督の舞台あいさつがある。
同日午後一時半からの上映後は、発達障害がある子どもの保護者でつくる「群馬子どもサポートだるまの会」の原真理子代表が、子育ての体験談を基に今村監督と対談する。

今村監督は、撮影の意図を「撮ったものを画面で見て、さらに編集することで、客観的に見詰められると思った」と説明。

「この映画があなたが気に掛けているあの人との人間関係を見直すきっかけになったら」と鑑賞を呼び掛けている。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/69499/ 東京新聞TOKYO WEBから引用

 

エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギのTです。

聴覚障害者と聴覚過敏がある発達障害者。

この二人の心の葛藤とふれあいのドキュメンタリー映画。

同じ障害者でありながら、全然違う障害を持った二人のお話。

聴覚障害以外は普通の身体障害を持つ監督が、発達障害という内部に問題を抱える人とどうやって仲良くなれるのか。

発達障害を扱うメディアは多くなってきましたが、

本物の当事者が映画に出てその特性というか個性を前面に出してくるメディアはあるにはありますが、映画ではなかなかないかと。

大人同士の交流であり、大人の障害者同士のふれあいを通して見えてくる物は・・?

観客は本当に第三者ですから、監督の言う通り、人間関係を見直すきっかけになれるかもしれませんね。

 

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