【発達障害】「休日何もできない」人は、うつの入口にいる

発達障害の二次障害の中でも最も多い「うつ」は、基本として「早期発見・早期治療」がベストな病気です。しかし、「早期」に自分がうつに近い状態にあるということに気づくのは、とても難しいことです。
そこで、休日の過ごし方というものに少し注意を払ってみることを僕はおすすめしています。気づけば休日にやるべきことが何ひとつできなくなった、これがうつの手前、「うつ状態」の入り口だと僕は確信しています。
(中略)
休日にあなたらしいことはできているでしょうか。人間というのは、働くためだけに生きているわけではありません。余暇の時間を充実して過ごせなければ、それは少しずつ状態が悪くなっていると思います。
(中略)
人は「何かせねば」と焦ってしまう場合が多いでしょう。「部屋を片づけなければ」「ジムに行かなければ」「洗濯をしなければ」。そんなことを考え、焦燥感に焼かれているうちに休日が終わる。気づけば休んだ気はひとつもしない。そんな覚えはありませんか?
(中略)
うつ状態に入ると「休む」ことができなくなるのです。生産性がないだけの1日は「休日」とは言えません。仕事も趣味もやれていないが、かと言って休めてもいない。この無為な疲労の蓄積が、少しずつ人間を蝕んでいきます。
(中略)
しかし、こういうときに無理やり「何かをする」と事態はさらに悪化します。
(中略)
「趣味を持て」というアドバイスも割とよく言われます。でも、僕に言わせれば「うつ状態」でやれる趣味なんて本当に限られているんです。

ウォーキング、ランニング、筋トレはもちろん、読書、映画鑑賞も結構頭を使うので無理です。アニメすら筋が追えなくなるのはよくあることです。楽しかったことが楽しくなくなる、という典型症状ですね。たいていの趣味は「思考」や「活動」を必要とします。それができない状態で楽しめる趣味は限られるでしょう。

また、このときによくないのは、インターネットで大量の情報を摂取することです。あれはうつ状態でもやれるにはやれますが、実際のところ脳が疲れ切るだけです。「酒」とか「パチンコ」「ソシャゲ」みたいな依存性のあるものもダメです。回復への寄与も小さいですし、マイナスのことさえあります。
そんなときにいちばん最初にするべきは「何もしない」ことです。「自分は今不調である。だから何もせず休む」というのは、意志ある行動なのだと理解してください。
https://toyokeizai.net/articles/-/228981 東洋経済ONLINEより引用

 

エナベルで就労移行支援を受けています、ウサギの方のTです。

私は不安障害からのうつ病です。発達障害からではないですが、立派に二次障害ですね…うつ。

うつは一回落ちてしまうと、中々立ち直れなくなる病です。長い人は10年以上患っている厄介な病です。

どうか無理をせずに休んで…と言いたいですが、発達障害の方は上手く休めない傾向にあるようですね。

何かしたいことを詰め込んでも、色々な理由でできない。体調だとか、それ以外の理由とかで。

人はああした方がいい、こうした方がいいというけれど、

一番いいのはやっぱり「何もしないこと」なんだと。

お天気好い時とか、体調悪くて何もできないと、何かしなくちゃ、何かしなくちゃ…と焦ってしまう事もあると思います。

それでも最初は「何もしないこと」。不調なのだから休んで当然なんです。

こじらせて、うつの入り口に立ってはいけないです。もっと良くない事になってしまいますから。

難しいとは思いますが、二次障害を防ぐためにも、休む時には休むで。

 

 

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