「スマホ中毒」、タバコに取って代わったその強烈な毒性の正体

タバコを吸う代わりにスマホをスワイプ?

「中毒全般に関して酒、麻薬、タバコなどがやり玉にあげられるが、それらの物質そのものは中立であり、中毒を起こすのは『人間(の心)』である」と考えている。

つまり、麻薬、酒、タバコなどを禁止したり制限したりしても、「中毒」の根本的解決にはならないということだ。

典型的なのが、1920年~33年の間米国で施行された「禁酒法」である。
「酒は悪魔が差し出す飲み物」とする宗教的文化が背景にあるが、結局のところ闇酒を扱うアル・カポネなどのマフィアを大儲けさせて巨大にし、米国の治安を悪化させただけだと言える。

(中略)

最近、「スマホ中毒」が問題になり始めている。
米国のあるドキュメンタリーで、女性レポーターが「どれだけスマホ中毒になっているか」ということを実体験していたが、身につまされる思いであった。
また、自転車に乗りながら片手でスマホを操作する若者を見ると「かなりの中毒だな……」とも思う。

その中毒症状はタバコに似ている。半日も触らないでいると禁断症状が出てくる……タバコとスマホ、どちらが健康に悪いか?
社会に害悪か?歩きタバコと歩きスマホ……。

もちろん、いまやスマホは「生活必需品」だから、麻薬や酒のように「禁止」という選択肢はないと言える。

だとしたら、我々はこの「スマホ中毒」とどのように向き合うべきなのだろうか?

(中略)

人間は「生死を分ける」情報が乏しい中で生きてきた

麻薬、酒、タバコを摂取すると、快感などの形で「脳への報酬」が与えられる。これが中毒を引き起こす原因だ。

それでは、「スマホが脳に与える報酬(のもと)」とは何であろうか?それは「情報」である。

「情報?そんなもので中毒になるの?」と思う読者も多いだろうが、世の中に情報があふれるようになったのは比較的最近である。
インターネットでは明らかに「供給過剰」だが、グーテンベルグの活版印刷術以降も「本」の情報は貴重なものとされたし、それ以前は知識の泉である書籍には「特別な霊力が宿る」と考えられていたほどである。

さらに、さかのぼれば、6月24日公開の「多くの人が知らない…メディアや評論家が『ネガティブ情報』を発信し続けるワケ」3ページ「ネガティブ情報に反応するのが人間の本能だが……」で述べた事例に行きつく。

「トラがやってきたぞ!」という情報は、ウソでも間違いでも、とりあえず信じたほうが生存に有利だ。
また、そのような情報をたくさん獲得するように脳は進化した。

だから、人間はどのような情報でも「新たに獲得すれば脳に報酬が与えられる」ようになっている。
「知識欲」はその本能が昇華された形であり、その知識欲によって人類の文明が進化したとも言える。

しかし、人間が快感を得るのは「高度で洗練された情報」だけではない。
ありとあらゆる「新しい情報」に快感を得ることが、スマホ中毒の大きな原因だ。
スマホからは次々と新しい情報がやってくるから、その「情報を得る快感」から逃れられなくなる。

 

仲間ともつながっていたい
また、人間は「群れる動物」でもある。
「村八分」という残酷な刑罰が象徴的に示すように、人間は集団で暮らすのが基本で、「集団での生活に適応するよう進化」している。

特に古代においては、集団から追い出され1人で生きていくことは、「集団での狩りができないだけではなく、猛獣から身を守るための見張り役も存在しない」から、「限りなく死に近い状態」であった。

したがって、人間の脳も「他人とつながる」ことで快感を得る。
SNSで「いいね」をもらうのがうれしいのはそのためである。

このように考えてみると、スマホも塩と同じように「必需品でありながら中毒にもなる」厄介な存在であることが分かる。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/84925 現代ビジネスから引用

 

 

エナベルで就労移行支援を受けている、ウサギのTです。

スマホ中毒。タバコやお酒と代わって出てきた中毒物質。

米国のあるドキュメンタリーで、女性レポーターが「どれだけスマホ中毒になっているか」ということを実体験していたが、身につまされる思いであった。
また、自転車に乗りながら片手でスマホを操作する若者を見ると「かなりの中毒だな……」とも思う。
その中毒症状はタバコに似ている。半日も触らないでいると禁断症状が出てくる……

スマホ中毒の人は本当に禁断症状が出てくると聞きますね。そのスマホ依存とは…


一般的に、常にスマホを所持していて画面を確認し、何か操作していないと落ち着かなくなるなどスマホの使用がやめられなくなってしまう状態を「スマホ依存」もしくは「スマホ依存症」と呼んでいます。

そもそも依存とは、特定の物質の使用や行為が精神的、身体的になくてはならなくなり、自分ではコントロールできなくなる状態を指します。

「スマホ依存」は病気として認定されたものではありませんが、スマホに依存してしまい、やめたくてもやめられなくなって医療機関を受診する人もいるようです。

https://tone.ne.jp/column/howtouse/smartphone-addiction-2/ TONE MOBILE

スマホ中毒、依存、医療機関を受診するほどにまでなってしまうんですね。

 

人間が快感を得るのは「高度で洗練された情報」だけではない。
ありとあらゆる「新しい情報」に快感を得ることが、スマホ中毒の大きな原因だ。
スマホからは次々と新しい情報がやってくるから、その「情報を得る快感」から逃れられなくなる。

確かにスマホを持っているとありとあらゆる情報が入ってきます。

その新しい情報に快感を得ることがスマホ中毒・依存の大きな原因だと。

暇つぶしにスマホをぼーっと見てるだけでも、情報は入ってきます。

私はニュースアプリ、LINE、Twitter、インスタグラム等を入れているので、

それを見ているだけでも大量の情報がスマホ越しにやってきます。

それが快感になってしまうのですね。うーん・・・自分もそうなのかなあ??

 

人間の脳も「他人とつながる」ことで快感を得る。
SNSで「いいね」をもらうのがうれしいのはそのためである。

SNSの承認欲求みたいなもののことでしょうか?

たしかに「いいね」少ないよりは多いほうがいいですが。

でもSNSって結構面倒だな…と感じることも。それでもやめる気はなくて、私は適当につながってます(汗)

スマホの毒は、知らず知らずに陥ってる。…怖い毒ですね。

 

 

 

Follow me!

  • X

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です