【障害者】パラスポーツアスリートが語る思い「障がい者やパラスポーツを自然なものとして社会に受け入れてもらえるようになれば」

「ひょうごユニバーサル大使」を務める“盲目の漫談家”濱田祐太郎が出演するラジオ番組【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】(ラジオ関西『PUSH!』内)。そのなかで、パラスポーツアスリートとして活躍してきたゲストが、競技を始めた経緯やパラスポーツの醍醐味、障がい者の現状を語った。

《※「ユニバーサル社会」とは、年齢・性別・障がいの有無や、言語・文化などの違いに関わりなく、すべての人が地域社会の一員として尊重される社会のこと》

 身体障がい者が、車いすや義足、義手などの道具を競技に使って戦いを繰り広げる、パラスポーツ。久保秀男さん(神戸市障害者スポーツ指導員)は、イギリスで行われたストーク・マンデビル大会で、陸上のスラローム競技で銅メダルを獲得。また、車いすバスケットボールのプレーヤーでもある。

 18歳のときにオートバイ事故で脊髄を損傷して下半身不随となり、車いす生活となった久保さん。「28歳のときに友だちに誘われて、(神戸市)西区にある兵庫県障害者勤労体育館(現・兵庫県障害者スポーツ交流館)で、全国規模の車いすバスケットボール大会(のじぎく杯車いすバスケットボール大会)を観戦してから “これはおもしろそうなもんやな”と」いう思いを抱き、パラスポーツの世界に飛び込む。

 高校時代には、部活動で野球をしていたので、障がい者スポーツは大したことないと思っていたそうだが、車いすバスケットボールを始めたときは、全くシュートが入らないなど、その難しさも実感。それでも、得点を争うゲーム制や、残された身体能力や道具を使うことにどんどん魅了され、優勝を目指し練習を重ねると、7年後に車いすバスケットボールチームの一員として全国制覇も経験した。

 陸上から車いすバスケットボールまで幅広く選手として活躍してきた久保さん。現在は、シニア中心の車いすバスケットボールを楽しみながら、障がい者スポーツ指導員の実技講師としてルール指導など、障がい者スポーツの楽しさを多くの人に伝えている。

 パラスポーツの魅力について「記録や勝負などはもちろん争うが、残された身体能力で使う道具、特殊な車いすや、カーボンの義肢を使ったり、バランスをとるために義手(または義足)をつけて走ったりするところ。そういうのを見て楽しむこともできる」と話す久保さん。今後の目標については、「これからも学校などに赴いて、パラスポーツの面白さや体験談を話していきたい。障がい者やパラスポーツを自然なものとして社会に受け入れてもらえるようになれば」と思いを語り、2022年夏に開催予定の「神戸2022世界パラ陸上競技選手権大会」へ多くの関心が寄せられるよう願っていた。

◆「当事者と話し合って細かい意見を取り入れてほしい」

 久保さんは「みんなの声かけ運動」(※障がいのある方など、街中で困っている人に気づいたら、みんなが声をかけて助け合う運動)の講師としても活動する。小学校から大学まで、授業の一環として、久保さんの障がいについてや、車いすの説明・介助の仕方、街での声のかけ方などの講義も行っている。

 番組内でいろんな方が生活しやすい街の実現に向けて問われた久保さんは、「ハード面では行政の力が必要になってきますが、スロープやトイレなどのモノを作っていくうえでは、当事者たちと話し合って細かい意見を取り入れていってほしいです。ソフト面では、障がい者をよく知ってもらうための教育が必要。大人になって知るより、子どものころから障がい者を知ってもらうと変な抵抗もなく、すんなり受け入れてもらえるように思います」と、障がいを持った立場からコメントしていた。

◆障がいをもったスタッフが根気強く制作したプリンが好評!

【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】番組後半では障がい者が作った授産品を紹介するコーナーで、「なめらかプリン」が取り上げられた。製作したのは、西宮市の「社会福祉法人円勝会 ドリーム甲子園」。現役パティシエとして活躍する職員のこだわりレシピから生まれた自家製オリジナルプリンは、卵黄だけをぜいたくに使用。なめらかさ抜群の舌触りが自慢の一品だという。また、お菓子作りが大好きな障がいのあるスタッフが、根気強くアク取りや、味の決め手となる混ぜ合わせの作業などを行っている。「お客様においしいと喜んでいただくため、日々仕事に取り組んでいる」とのこと。試食をした濱田さんが「めちゃめちゃなめらかですね!」と絶賛するなど、出演者一同、ペロリと完食していた。

※ラジオ関西『PUSH!』2021年7月20日放送回【濱田祐太郎のひょうごユニバーサル通信】(https://news.yahoo.co.jp/articles/891eb2077775045cbc09b3fc12d96b18afe78a54)より引用

 

エナベル水戸駅南で就労移行支援を受けているKです。

パラリンピックも近いということで、パラスポーツ選手の記事を取り上げました。

久保さんと車いすバスケとの出会いが、希望を持ち、選手になれるきっかけになったのだなあと思います。

久保さんのいろんな方が生活しやすい街の実現の意見では、ハード面では「行政の力が必要だが、スロープやトイレなどのものを作っていく上で当事者たちと話し合って細かい意見を取り入れて欲しい」のと、ソフト面では「障害者をよく知ってもらうための教育を子供の頃から行うことが必要」とのことですが確かにそういうことは必要かもしれません。子供の頃は知る機会もなく、何も知らないので、差別する子が多かったような気がします。なので、子供の頃から障害について学び、知る機会は重要なことだと思います。また車いすのような「見える障害」だけでなく精神などの「見えない障害」についても、当事者の意見を取り入れたり、知る機会を設けてほしいものです。

今年はパラリンピック、来年は神戸2022世界パラ陸上競技選手権大会とパラスポーツの大会が開催されますが、これから、よりパラスポーツが受け入れられていくといいなと思います。

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