【障害者福祉】ADHD当事者の僕が「発達障害バー」というお店を作った理由

どうも、就労移行支援を受けているMです。

今回はオープンチャットで出た話から一つ(*´▽`*)

 

ADHD当事者の僕が「発達障害バー」というお店を作った理由

スタッフほぼ全員が発達障害の当事者のバー

ここ数年で広く知られるようになった「発達障害」。

挙げられる特徴は多岐にわたるものの、コミュニケーションがうまくはかれなかったり、タスク管理が苦手だったりと、対人関係や仕事の場面で苦労する人も多いといいます。

「もしかしたら、自分もそうかも」と感じている人も少なくないようですね。

そんな悩みを抱えた人たちのコミュニティーとなっているのが、渋谷にある「発達障害BAR The BRATs」

木曜日~土曜日の週3回のみオープンするカフェバーで、スタッフもほぼ全員が発達障害の当事者です。

このお店のオーナーの光武克さんは、3年ほど前にADHD(注意欠如・多動性障害)ASD(自閉症スペクトラム障害、アスペルガー症候群)との診断を受けたとのこと。

これまで数多の困難に直面してきたそうですが、今は発達障害とうまく付き合いながら日々を過ごしていると言います。

そこで、お店の様子から、特性の受け止め方や発達障害と向き合うコツまで、いろいろとお話を聞いてみました。

自分の得手・不得手を可視化してみる

──昨今は「自分もそうかも」と悩んでいる人が少なくないようです。当事者としてどう感じますか?

光武:「発達障害」って、今の時代のキーワードであると同時にものすごいパワーワードでもあるので、変な奴らだと思われるのは仕方がないと思います。実際、どこかがズレてるわけだし。ただ、強みに特化すれば別の評価や名前のつけ方ができるはずなので、他人と違うというだけで自尊心を下げてしまうのは因果性が成り立たないと思うんですよね。

──活躍しているかたも大勢いらっしゃいますもんね。

光武:自分は変わっていると感じるなら、その特性を世の中とうまく合わせていける方法を考えればいいだけの話なので、よくない方向にばかりとらわれたり、アイデンティティーを損なったりするような悩み方はしないでほしいと思います。

──光武さんのように前向きに捉えられるようになるには、どうしたらいいでしょうか?

光武:僕の場合は、WAIS-Ⅲの結果から得意分野と不得意分野がはっきりしたことで、客観的に受け止めることができるようになりました。診断名がついたのも、はじめはショックでしたけど、それによって対策を取れるようになったので、今はよかったと思っています。

(中略)

──「自分を知ること」が大切なんですね。

光武:よく、診断名がつくことで落ち込んだり、逆に喜んだりする人もいますけど、それはどちらも違うと僕は思います。大切なのは診断名がついたかどうかではなく、自分の得手不得手が可視化されて、選択肢が広がること。診断名や検査なんて、「ADHDで衝動性が高めだから、どうしていこうか」という選択をするきっかけに過ぎません。

──診断は通過点なんですね。

光武:診断されたから何をしても許されるというわけではないですからね。逆もしかりで、できないことに著しく落ち込む必要もないと思います。視力が悪ければメガネをかけるし、耳が聞こえづらければ補聴器をつけますよね。
それと同じで、能力的に難しいことがあったら、なんらかのテクノロジーを使ってみるとか、ほかの人に頼るとか、薬を飲むとか、無理のない選択をしながらカバーしていけばいい。みんながやっている「生きるための工夫」に、特性を考慮した視点が必要というだけのことだと思います。

──発達障害か否かと悩むより、生きやすくする工夫が大切なんですね。

光武:社会のルールは常に変わっていくものです。今はそこから外れるタイプが「発達障害」とカテゴライズされているけれど、絶対的なものじゃないし、いずれそんなキーワードすらなくなるかもしれません。
今はまだ差別や偏見を受けやすい時代ですが、そう生まれてきたことを悩むより、その時代でどう生きるかを考えたり、あるいはもし子どもが発達障害なら、その子たちが大人になる時代に少しでも状況が良くなるために、今できる行動を起こしたりしたほうが、人生が楽しくなると思いますよ。

【引用元】https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/cocolo/18-00460【メシ通】

 

障害関係なく自分自身の特性を自己理解を深めていくと色々見えていく

と、デイケアの看護師さんも言っていました(*´▽`*)

障害だからと後ろめたくなるようですが、実際に社会で活躍している当事者を見ると「あ、自分も出来るかも( ゚Д゚)」と前向きになれますよね。

バーを経営しているこの方のように考え方を変えるだけでも生きやすくなるのだろうと思います。

オープンチャットの方々も少しずつですが、自分の好きなことを見つけていっている感じですね。

私もデイケアに通ったおかげで見方を変えられるようにはなってきたので、他の当事者の方々も頼れる機関や人はどんどん頼ると良いと思います(*^^*)

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